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  5. ReferenceError: assignment to undeclared variable "x"

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ReferenceError: assignment to undeclared variable "x"

JavaScript のstrict モード独自の例外 "Assignment to undeclated variable" は、値が宣言されていない変数に代入されたときに発生します。

エラーメッセージ

js
ReferenceError: assignment to undeclared variable "x" (Firefox)ReferenceError: "x" is not defined (Chrome)ReferenceError: Variable undefined in strict mode (Edge)

エラーの種類

strict モード でのみ、ReferenceError の警告が出ます。

エラーの原因

宣言していない変数に値を代入しています。つまり、var キーワードを使用せずに代入をしています。宣言した変数と宣言していない変数の間には、予想外の結果を招くいくつかの違いがあります。それが、 strict モードで JavaScript がエラーを発生させる理由です。

宣言した変数と宣言していない変数について、3 つの注意点があります。

  • 宣言した変数は、それが宣言された実行コンテキストに制限されます。宣言していない変数は常にグローバルです。
  • 宣言した変数は、コードが実行される前に生成されます。宣言していない変数は、それに割り当てるコードが実行されるまで存在しません。
  • 宣言した変数は、その実行コンテキスト (関数かグローバル) で設定不可能なプロパティです。 宣言していない変数は、設定可能です (たとえば、削除できます)。

詳細や具体例は、var 参照ページを見てください。

strict モードのコード でのみ、宣言していない変数割り当てエラーが発生します。非 strict コードでは、それらは暗黙裡に無視されます。

無効なケース

このケースでは、変数 "bar" は宣言していない変数です。

js
function foo() {  "use strict";  bar = true;}foo(); // ReferenceError: assignment to undeclared variable bar

有効な場合

"bar" を宣言済みの変数にするために、その前にvar キーワードを追加します。

js
function foo() {  "use strict";  var bar = true;}foo();

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