このページはコミュニティーの尽力で英語から翻訳されました。MDN Web Docsコミュニティーについてもっと知り、仲間になるにはこちらから。
Access-Control-Expose-Headers
Baseline Widely available
This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since 2015年7月.
Access-Control-Expose-Headers レスポンスヘッダーは、レスポンスの一部としてどのヘッダーを公開するかを、その名前を列挙して示します。
既定では、公開されるCORS セーフリストレスポンスヘッダーは 7 つだけです。
クライアントが他のヘッダーにアクセスできるようにするには、Access-Control-Expose-Headers ヘッダーを使用してヘッダーを列挙する必要があります。
| ヘッダー種別 | レスポンスヘッダー |
|---|---|
| 禁止リクエストヘッダー | いいえ |
In this article
構文
Access-Control-Expose-Headers: <header-name>, <header-name>, ...Access-Control-Expose-Headers: *
ディレクティブ
- <header-name>
ゼロ個以上のヘッダー名の一覧で、CORS セーフリストレスポンスヘッダーに含まれないものであり、リソースが使用する可能性があり、公開される可能性があるものです。
*(ワイルドカード)"
*" の値は、資格情報のないリクエスト (HTTP Cookie や HTTP の資格情報のないリクエスト) の特殊なワイルドカード値です。資格情報付きのリクエストでは、特別な意味のない "*" というヘッダー名として扱われます。なお、Authorizationヘッダーはワイルドカードで表すことができず、常に明示的に列挙する必要があります。
例
CORS セーフリストにないレスポンスヘッダーを公開するには、次のように指定します。
Access-Control-Expose-Headers: Content-Length
X-Kuma-Revision のようなカスタムヘッダーをさらに公開するには、複数のヘッダーをカンマで区切って指定することができます。
Access-Control-Expose-Headers: Content-Length, X-Kuma-Revision
資格情報のないリクエストでは、ワイルドカード値を使うこともできます。
Access-Control-Expose-Headers: *
但し、Authorization ヘッダーはワイルドカードの対象にならないので、明示的に列挙する必要があります。
Access-Control-Expose-Headers: *, Authorization
仕様書
| Specification |
|---|
| Fetch> # http-access-control-expose-headers> |