HTMLTableCellElement

Baseline Widely available *

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since ⁨2015年7月⁩.

* Some parts of this feature may have varying levels of support.

HTMLTableCellElement インターフェイスは、（継承によって利用できる通常のHTMLElement インターフェイスに加えて）表のセル（見出しセル<th> またはデータセル<td>）のレイアウトを操作したり行を表したりするための特別なプロパティとメソッドを提供します。

インスタンスプロパティ

親であるHTMLElement から継承したプロパティがあります。

HTMLTableCellElement.abbr

文字列で、<th> 要素上（<td> 上ではない）で使用可能であり、見出しセルの代替ラベルを指定します。この代替ラベルは、データセルに適用される見出しを記述するときなど、他のコンテキストで使用することができます。これは、特にスクリーンリーダーが使用するための短い用語を提供するために使用され、貴重なアクセシビリティツールとなります。通常、abbr の値は省略形や頭字語ですが、文脈に応じて適切なテキストを指定することができます。

HTMLTableCellElement.cellIndex読取専用

長整数値で、セルが含まれる<tr> のcells コレクション内での位置を表します。セルが<tr> に属さない場合は、-1 を返します。

HTMLTableCellElement.colSpan

符号なし整数で、このセルがまたがらなければならない列の数を示します。これはcolspan 属性を反映したものです。

HTMLTableCellElement.headers読取専用

DOMTokenList で、セルに関連する見出しを表す<th> 要素のid のリストです。これはheaders 属性を反映したものです。

HTMLTableCellElement.rowSpan

符号なし整数で、このセルがまたがらなければならない行数を示します。これはrowspan 属性を反映したものです。

HTMLTableCellElement.scope

<th> セルのスコープを示す文字列です。見出しセルはscope プロパティを用いて、指定された行または列、あるいは現在の行グループ内のまだスコープされていないセル（つまり、同じ祖先の<thead>,<tbody>,<tfoot> 要素）に適用するように設定することが可能です。もしscope に何も値が指定されなければ、見出しはこの方法で直接セルと関連付けられることはありません。scope に指定可能な値は以下の通りです。

col: 見出しセルは同じ列（colspanが使われている場合は列）の続くセルに適用され、列の終わりか列内の別の<th> が新しいスコープを確立するまで適用されます。
colgroup: 見出しセルは、現在の列グループ内の、まだスコープが適用されていないすべてのセルに適用される。この値は、セルが列グループ内にある場合にのみ許可されます。
row: 見出しセルは、同じ行（rowspanが使われている場合は行）の続くセルに適用され、行の終わりか同じ行の別の<th> が新しいスコープを確立するまで適用されます。
rowgroup: 見出しセルは、現在の行グループ内の、まだスコープが適用されていない全てのセルに適用される。この値は、セルが行グループの中にある場合にのみ許可される。
The empty string (""): 見出しセルは事前に定義された範囲を持ちません。ユーザーエージェントは文脈の手がかりに基づいて範囲を確立します。