こんにちは、CTO の
id:motemen です。新米がおいしい季節になってきた今日このごろですが、このエントリでは夏に開催したはてなサマーインターン2018の紹介をしたいと思います。
はてなのサマーインターンは2008年の開始以来、前半2週間を講義、後半2週間を実際のチームにおける開発のパートと位置づけ、学生の皆さんにサービス開発にまつわる知識と成功体験を持ち帰ってもらうことを目的として開催してきました。
この開発者ブログでも何度か触れていますが、ウェブサービス開発の基礎を学ぶ前半講義パートでは、使用する言語をこれまでの Perl(と Scala)から、Go 言語へと一新させています。
はてなサマーインターン2018の募集を開始しました! 今年はGo言語&新設コースも! - Hatena Developer Blog
教科書の内容は GitHub で公開していますので、どうぞご覧ください。
今年のサマーインターンではカリキュラムを一新し、前半課程で利用するプログラミング言語にはGo言語を採用し、また進化するWeb技術に対応するためにデータベース基礎、インフラ、Webの基礎やAPI設計などを抑えつつ、GraphQLやReactといった比較的新しい技術習得のためのカリキュラムを導入しています。
はてなサマーインターン2018の講義資料を公開しました。今年はGo言語&新カリキュラム! - Hatena Developer Blog
ちなみに去年まで利用していた Perl の教科書ですが、これは今も社内の研修資料として使用していますので、メンテナンスは続いていく見込みです。
前半課程を Go 言語に切り替えてみて、インターンの運営側(講師・メンター)としては「インターン生のハマりどころが少なく抑えられた」「講義の準備リソースが集中できた」とおおむね好意的にとらえています。とはいえ、けっきょく後半課程で Perl を使うチームもあり、前半課程で何を持ち帰ってもらうのか、のフォーカスを絞るのは難しいところです。
後半課程では、
に分かれて、それぞれのチームの目的のために実際のエンジニアリングを行いました。
成果や過程は、各サービスにおける告知およびインターン生それぞれのブログをご覧ください。
こうやって参加者が積極的にアウトプットしてくれること自体が、サマーインターンのひとつの成功だと思っています。
個人的には、「特命!社長とWebサービス開発コース」は新設コースであったので、正直どんな結果になるか不安だったのですが、ふり返ってみると社長の
id:chris4403 も私(
id:motemen)としても、「やってよかったね」という感想で、新しいものをゼロから作ることの面白さと難しさを体験してもらうことができたと思いますし、私たちとしても再認識するいい機会となりました。
今後もインターンの取り組みは続けていくつもりです。また来年にもご期待ください!






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