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天使の頭上にある「輪」は輪っかではなく、「光」を表しています。人は死ぬと神の許へ行くと信じられてきましたので、西洋絵画では神の加護=光として輪っかを描いている訳です。
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「死ぬと天に召されて神のもとへ行く」というのがキリスト教の死に対する概念。↓天、つまり上方に行く様子を絵に描いてみたら何か物足りない、そうだ翼を付けてみよう。↓あれ?これって中世の宗教画などに出てくる天使みたいだぞ?↓それなら輪っかもついでに描いちゃえ。↓おや?けっこう絵面も悪くないしイメージにぴったり。ーーーーーーーーーーーこんな感じでいつしか宗教とは関係なく、記号的に死者に羽と輪っかがセットになって漫画や落書きの中で定着してしまったんだと推測します。
>亡くなった人の頭上に「天使の輪」を描くような例を知りません。聖人、天使には、ニンバス。仏教では光輪、頭光を描きますが、「死んだ人一般に」という例があるのですか?。あるのでしたら、お教えください。
原型は中世の絵画などに描かれた光輪(nimbus/ニンバス)だと思います。本来死者の頭上にあるものではなく聖人などの頭上に聖なる存在を示す記号として描かれていたものが時代とともに死者の記号として転用されたのではないかな、というのが私の認識です。

























