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天下り的な証明というと論理はまったく正しいのだけれど、事情背景、最終的な答えを知らなければまるで天啓のようにみえる置き換えをしたり式を登場させたりすることです。論理の順序と意味の順序が必ずしも並行しないといえばいいんでしょうか。「なぜ」を無視してるので、心情的には納得しづらくなります。結構複雑な関数fの不定積分を求める問題で、はじめにバンとFを登場させて、Fを微分したら確かにfになってるでしょ?だから答えはF+(積分定数)という解答は、論理にまったく穴はないですけど、なんでFが唐突にでてきたの?天使が耳元で囁いてくれたの?って感じです。∫√(1+x^2)dxで突如t=x+√(1+x^2)なんて置換するのも、背景を知らなければなんでこんなこと思いついたのか、さっぱりです。心情の自然な流れに従ってないわけです。(ただ、普通の人にはどんなに天下り的に見えても、天才にとってはまったく自然な流れだ、ということはあるのでしょう)
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質問者からのお礼コメント
詳しい説明ありがとうございました!
お礼日時:2015/2/15 21:12
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説明しない(証明しない)が上の段階の数学でわかっていることを使う場合に使う。有名なのは高校3年以前の円周率がからむ公式全部。何だか知らないが暗記するしかない。証明は不可能。
数学分野に限ると、意味の異なる言葉でない。普通の言葉です。天にいるのが神(全知全能、高等,・・・)、地上にいるのが俗人(無能、低級、・・・)その様な方向に動くのが、「天下り」です。例えば、天下り的説明とは三角形において次式が成り立つ。c^2=a^2+b^2-2abcosθこれを用いてsin^2θ+sin^2θ=1が成り立つことを証明でなく、説明する。更に、これを用いてa^2+b^2=c^2なるピタゴラスの定理を証明でなく、説明する。これでは、出発時の式c^2=a^2+b^2-2abcosθがどうして成り立つのか分からなくで、説得力がない!!普通は、分かりきったことを土台にして、分かりきったこと使って、更に異なる結果を導いて行くのが証明ということです。「天下り的に説明することは、証明ではない!」と怒られのです。




![1/(sinz)^2 の留数の求め方を教えてください。nπ(n∈ℤ)で2位の位数を持つことはわかります。 lim[z→nπ] d/dz[(z-nπ)^2/(sinz)^2] で計算しましたが、ロピタルの定理を用いても値が出ませんでした。よろしくお願いします。](/image.pl?url=https%3a%2f%2fs.yimg.jp%2fimages%2fks%2fm%2fimg%2ftlimg%2f2080401640_02.png&f=jpg&w=240)




















