ガリア戦記とは、ユリウス・カエサルがガリア(現在のフランス)を征服した時の話です。私がこの本を読んだのはもう20年以上も前ですが、未だにこの本を読んだ時に驚きを覚えています。 戦況が予測通りに進んでいく冷静さに驚きました。まるで日記を書き、その後にそこに書いてあることが現実化しているようでした。 この本は、カエサルが実際にガリアと戦った時に書いたものです。この本からカエサルがどう考えて行動していたかといったことが理解できるため「戦略的思考」とか「リーダーシップ」の面でも現代にも通じる教訓がちりばめられています。岩波文庫から出版され誰でも読めますので、興味のある人は読んでみてください。 今回、な…