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黄表紙

(読書)
【きびょうし】

江戸時代に流行った、江戸っ子気質や風俗を
当時の言葉と絵で表現したもの。
最も有名な物は山東京伝の「江戸生艶気樺焼」。
 
内容は、どうしてもモテモテになりたい
ブサイクな若旦那がひょんなことから
「恋愛の達人」となりたい為に無意味に女の名前の刺青を入れたり、
遊女と心中を画策しようとするが、なにをやってもダメっぷりを曝け出す
モテたい童貞たちに送るべき一読の古典作品。
 
現代ではコバルト文庫やスニーカー文庫、電撃文庫、X文庫などイラスト入りの小説のことをいう。
いわゆるジュブナイル文学と言われるものの総称。
(ローカルかもしれないが)
 
↑少しローカルすぎると思います。
 
黄表紙の隆盛前に赤本・黒本・青本などがあり、それらが婦女子に対して
発行されたもので所謂ハーレクイン文庫の様なものであった。現代では、
そこから派生して命名されたのではないかと考えられる。

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NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で、たくさんの作家が登場します。 古川雄大さん演じる北尾政演きたおまさのぶもそのひとり。 目次 出版ブームの江戸 山東京伝の作品 京伝の2人の妻 京伝の死後 出版ブームの江戸 田沼の時代、ドラマでもおわかりのように空前の出版ブーム。 100万都市江戸の町人の半数が文字が読めるという世界でも類をみない識字率の高さが影響したのでしょう。 ここで活躍していたのが版元の蔦屋重三郎と、戯作者の山東京伝さんとうきょうでん(北尾政演)が組み、ヒット作を量産します。 中には1万部近く売り上げた作品もありました。 京伝のヒット作が、黄表紙『江戸生艶気樺焼えどうまれう…

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【亀田佳明】芝全交(べらぼう)

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えどゆたか

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⑮井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~

※下に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" 莫切自根金生木 : 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション唐来参和『莫切自根金生木』[天明5(1785)年刊]※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】①本文 捨てたる金銀、世間の金と一塊ニなりて、倍増しニなりて飛び帰りけれバ、今ハ家《うち》にも立ち切り難く、夫婦 諸共《もろとも》出奔《しゆつぽん》して、野山も分かず歩きし所へ、先に借りたる人/゛\、今ハ金持ちとなり、借りたる金ニ利ニ利を添えて持ち来たり、無理無体ニ「返済せん」とて、辰巳《たつミ》上がりに金を押つ付ける。②萬々の妻「本ニ…

⑬井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~

※下に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" 莫切自根金生木 : 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション唐来参和『莫切自根金生木』[天明5(1785)年刊]※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】①本文萬/\ハ腰が抜けてより、「物怪《もつけ》の幸い、物を入れて養生せん」と思いの外、ケロ/\と治りけれバ、「最早《もはや》我が運もこれまでなり」と観念して、我が家へ立ち帰り、ちと古けれど、金/\先生[金銀先生]の先覚の通り、蔵の金銀を残らず取り出し、海中へ捨てさせる。②萬々「今ゝで金ニ恨ミが数/゛\あつたが、のふ/\とした」③萬々の妻…


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