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風と木の詩
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風と木の詩

(マンガ)
【かぜときのうた】

少年愛をテーマに書かれた竹宮惠子の少女漫画。

1800年代後半のフランスを舞台に、男を狂わせる悲しき美少年ジルベールと、真摯で真面目な少年セルジュの純粋で悲劇的な恋愛を描く。
安彦良和監督によってアニメ化された。

関連語: リスト::漫画作品タイトル

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漫画「風と木の詩」の感想

竹宮惠子による漫画「風と木の詩」は、19世紀南仏を舞台に、孤独な少年2人が出会い、惹かれ合いながらも、社会や周囲の偏見に苦しみながらも、愛を貫き通す物語です。 この作品は、1976年に少女漫画雑誌「花とゆめ」で連載開始され、1980年に単行本全24巻で完結しました。単行本発行部数は400万部を超え、1983年にはアニメ化もされました。 私は、この作品を初めて読んだのは、小学生の頃でした。当時は、まだ同性愛に対する理解が十分に浸透しておらず、この作品の描く世界観は、とても新鮮で衝撃的でした。 主人公のセルジュは、貴族の父とジプシーの母の血を引く、黒髪と青い瞳の少年です。彼は、周囲から疎外され、孤…

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竹宮惠子『風と木の詩』1976-84

www.youtube.com カラヤン率ゐるベルリーナフィルハルモニカ。今ではこの名門オケも様変りし、女性コンマスが誕生したと云ふ話も聞いた。性差なく実力ある人間がコンマスになれば良いと思ふが、女性のコンマス就任、それがさも意味ある事のやうに宣伝する浮薄さは、このオーケストラに相応しくない。愚にも付かないyankee共の行為だ。ベルリンフィルには、ダンディとダンディゼットがいつでも澄まし顔に、とことはに十全無瑕の楽の音を紡いで呉れればと思ふ。あゝ、私は彼らの精密機械のやうなボウイングを愛してゐる。我が国の猿真似のオーケストラに、かの演奏は、感動は、不可能である。 本題に入らう。『風と木の詩』…

永遠に僕のもの(2018)

原題は「EL ANGEL」(天使) 1971年アルゼンチン、ブエノスアイレスで 11件の殺人と40件以上の強盗、窃盗、誘拐 レイプ共犯などで有罪判決を受けた 当時19歳のカルロス・ロブレド・プッチ(1952生)がモデル 主人公がもう竹宮恵子の「風と木の詩」から 飛び出してきたような美少年(笑) 年代的にも竹宮先生、彼をモチーフにジルベールを描いたのではないかと 思うくらいなんですけど 竹宮先生本人が「ヴィスコンティ映画(ベニスに死す)の影響を受けた」と 明言しているので単なる偶然なのでしょう 17歳の金髪の美少年カルロスはオートバイを盗んでは 友だちに借りたと母親に嘘をつき ガールフレンドには…

09 風と木の詩その62 第八章ラ・ヴィ・アン・ローズ⑨

ああ長かった二人の物語も、もうじきに終わります。 前回で、ジルベールがボナールと再会した事は二人にとっては転機でもありました。 もうセルジュには荷が重すぎるよっ。 たとえジルベールをボナールに託したとて誰がセルジュを責めるでしょうか。 でもジルベールはセルジュの側を離れませんでした。 ジルベールはセルジュしか見てないから。 たった一つの愛だけを求めるジルベールの魂。 それは悲しいくらい純粋で激しく、セルジュにとってもうれしくないはずがありません。 しかし同時に二人の苦しみがこれからも続く事でもありました。 セルジュは生活のために仕事を求めて働かねばならないし、ジルベールは一人部屋に残される事が…

私、悪くないよね…?

2時からクライアントと会議だから、できれば子供らを連れてお散歩に行ってくれないか?とオットからお願いされてしまいました。基本的には大騒ぎすることはないのですがそれでもケンカする時はするし、社内ミーティングなら笑って済ませられますが、今回はちょっと融通が利かない相手みたいだったので。別にかしこまってお願いされなくても、家に引きこもってるのもアレですから公園に連れて行くのはやぶさかではないし。 そんなわけで二人を連れて公園に行ったのですが、繁華街近くにある公園ではティーンの皆様が大はしゃぎしてまして、ブランコをぶん投げて一回転させてチェーンの部分を短くして乗る、とかの迷惑&危険行為をしてたのでそこ…

08 風と木の詩その61第八章ラ・ヴィ・アン・ローズ⑧

しんしんと降り積もる雪の中でジルベールはボナールと再会したのです。 この人はまあジルベールとは知らずに声をかけてきて、少年相手に今だにそういう犯罪まがいな事をしてるのだろか。 しかしまあ今この場でボナールに会えたのは神のご加護か天祐か。 凍え死ぬとこだったもんね。 ここはボナール邸。 室内は暖かく豪奢な調度は二人が暮らす部屋のみじめさとは大違いで、セルジュは心が折れたようにしょぼんとして座っています。 おやジルベールはいずこ? セルジュは空腹に耐えかね新聞紙に包まれた焼き栗をポケットから出します(もうさめちゃったね) すると「ほうっといてすまなかったね」と現れたのはボナールの弟子のルノーで、温…

07 風と木の詩その60第八章ラ・ヴィ・アン・ローズ⑦

読者諸姉よ、自分そろそろ書くのがつらくなって参りました。 この二人に穏やかな幸せは来るんだろうか。 思えばラコンブラード学院にいた頃はよかったなあ。 二人はもっと輝いてた気がする。 舞台となる学院の、聖堂や、寄宿舎や、古びた温室(ギムナジウム物の三種の神器ね)はひっそりと息づいて、美しい二人になんと似つかわしかった事か。 カールやパスカルやロスマリネやジュールや魅力的なキャラが彼らを取り巻き、ブロウでさえ今は懐かしく愛しく思えるのです。 それもこれも、大人や学校や様々なものから守られていたからこそ。 今ではその軌道を外れて飛び出した二人に寄る辺はなく、この社会のどこにも守ってくれるものはありま…

05 風と木の詩その58第八章ラ・ヴィ・アン・ローズ⑤

「今夜仕事がひけたらこの場所へ来い」 ダルニーニはジルベールに紙片を渡しました。 自分の身に危険が切迫しているのをジルベールは感じました。 それゆえに自分の仕事が終わってもいつまでも帰らずにセルジュの近くにいたのです。 セルジュはその様子が妙だとは思いながらも、自分はまだ仕事が残ってるから先に帰るようにと言います。 哀れなことに人を頼ったり相談する事を知らないジルベールは、そう言われるとセルジュにも打ち明ける事なく、たった一人で店を出てしまいます。 その時ジルベールはわざとその紙片を落としていくのですが、セルジュは客の落とし物だろうと気に止めませんでした。 しかし夜更けの下町は人っ子一人いない…

少年愛の世界

私は10代の頃、少年愛の世界に惹かれて、小説やマンガ、映画も観ていました。 森鴎外の娘、森茉莉さんが書いた小説、「恋人たちの森」「枯葉の寝床」などの短編小説は、男同士の耽美的で頽廃的な愛の世界を描いている作品です。 当時、高校生だった私は、この小説にかなり影響を受け、文体を真似て小説を書いたりしていました。 そして、三島由紀夫、赤江爆の小説にも、男同士の愛を描いた小説がありました。 現代は、BLマンガ「おっさんずラブ」が、テレビで放映され、映画化され、すっかり市民権を得ましたが、私が高校生の頃は、少年愛大好きという人は、いるにはいたと思いますが、やっぱり少数派だった気がします。 竹宮恵子先生の…


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