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阿部和重
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阿部和重

(読書)
【あべかずしげ】

作家。『グランド・フィナーレ』で芥川賞を受賞。その他、数多くの受賞歴を持つ。

略歴

1968年、山形に生まれる。'90年、日本映画学校卒。'94年「アメリカの夜」にてデビュー(群像新人文学賞。応募時のタイトルは「生ける屍の夜」)。'99年、『無情の世界』にて第21回野間文芸新人賞を受賞。'04年、『シンセミア』にて毎日出版文化賞、伊藤整文学賞をダブル受賞。代表作は「インディヴィジュアル・プロジェクション」「公爵夫人邸午後のパーティー」「ニッポニアニッポン」など。

第132回芥川賞を受賞した「グランド・フィナーレ」では、ロリコンの主人公の口を借り、目の離れた女の子が好みであることを告白し後藤真希好きぶりをさらに露呈させている。しまいには芥川賞授賞式でのうさちゃんピースをかますなど、モーヲタから注目の高い作家といえる。同い年のつんく♂のネガになろうとしているようだ。

2011年10月に、ミュージシャン、女優、作家の川上未映子と結婚した。

キーワード「阿部和重の小説」参照。

神町フォークロア

神町を舞台にした「シンセミア」から、「馬小屋の乙女」、「グランド・フィナーレ」と同じ神町を舞台にした作品群を神町フォークロアと呼ぶ。が、「ニッポニアニッポン」の主人公まで、「グランド・フィナーレ」において、神町に住む者であったという説明がされている。

著作リスト

小説
エッセイ集
その他



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