少し前の新聞に、葬儀会社が遺体を取り違えて火葬するトラブルが相次いでいるという記事が載っていました。 採り上げられている事例は、名古屋市の業者で、遺体の足首につけられている氏名タグのフルネームでの確認を怠り、同姓別人と取り違えたというもの。この会社は、1年前にも埼玉県越谷市でも同様の取り違え事件をおこしており、いずれも遺留品がおかしいので遺族が気づいたもの。 たまたま発見された背景にはもっと沢山の取り違えがひそんでいるかもしれません。 この業者の杜撰さは責められるべきですが、ヒューマンエラーの背景には、24年の死亡数は20年の160万人と20年で1.6倍にも増えて火葬場が不足、順番待ちが生じて…