１．お金のトラブルとイライラの背景にある「心の問題」 成人を迎えた娘さんがお金のことで常にイライラしていると感じたとき、多くの親御さんは「反抗だから」「ただの浪費癖」と軽く考えがちです。 しかし、その背後には深刻な心理的要因が隠されているケースがあります。 特にホストクラブにハマっている娘の場合、表面的には「楽しい時間を買っている」ように見えても、実際には孤独感や承認欲求の不足、家庭内での居場所のなさが根底にあることが少なくありません。 借金やクレジットカードの不正利用が重なると、親子の信頼関係はさらに崩れ、家庭全体が緊張状態に陥ります。 こうした状況を放置すると、娘さんのイライラはエスカレー…

僕の心に描いた理想の家族と、脆くも崩れ去った現実 〜理想の家族が崩壊した日：うつ病と自傷行為、夫婦を襲った「毒親の連鎖」〜 〜理想の家族が崩壊した日：うつ病と自傷行為、夫婦を襲った「毒親の連鎖」〜 1. 心に描いた理想の家族：湯気の立つ食卓と「安心できる場所」 2. すれ違いの始まり：「毒親育ち」の共通点と、正反対の人生観 3. 心を蝕む日々：三交代勤務の疲弊と、重度の不眠症 4. 診断名「うつ病」：妻の無理解と、隠された薬への衝撃 5. 痛みに求めた意味：夫婦共にはじまった自傷行為 6. 「僕が生きた証」：左腕に残る傷痕と、父親としての最後の砦 7. 運命の日：すべてが変わった瞬間 1. 心…

皆さんは自傷をしたことがあるだろうか。自分に嫌気がさしてすることもあれば、人から受けたストレスを昇華させるためにすることもある。 自傷と一口に言ってもその方法は多岐にわたる。 何も物を用意せずできる体を打ち付ける自傷から、色々とお金をかけて用意が必要なODや瀉血、過食など。 最近私は体を切りつけることが一番体にやさしい自傷なのではないかということを考えている。 当たり前だが、しないに越したことはない。しなくて生きられるならば、それが一番だし、ストレス発散方法は他にもたくさんある。自傷というのは恥ずべき行為であると思っているので、できる範囲で隠すように努めている。 しかし私は何度自傷をやめてもま…

・「なぜそんなことを…」と問い詰めたくなる気持ち 「また傷つけてたの！？」 腕に新しい傷を見つけたとき、思わず声を荒げてしまった—— Bさん（４0代女性）は、娘の自傷行為を目の当たりにして、どう接していいかわからず戸惑っていました。 高校生の娘さんは、友達との関係がうまくいかず、少しずつ心を閉ざしていきました。 学校では明るくふるまうものの、家では言葉少なで、時折リストカットを繰り返すようになっていたのです。 「なぜこんなことをするの？」「やめてと言ってるでしょう！」——Bさんの言葉は、娘さんには届きませんでした。 病院やカウンセリングも受けたものの、自傷行為はなかなか止まらず、娘さん自身も「…

・「本人が望まないから仕方ない」と諦めていませんか？ 「ホスト通いをやめさせたい」「娘に変わってほしい」――そう願いながらも、「本人が気づきを望んでいないから、何もできない」と立ち尽くしている親御さんは少なくありません。 実際、JECセンターにも「何度言っても聞かない」「もう放っておくしかないと思っている」といった声が数多く寄せられます。 けれども、その“娘まかせ”、実は“放置”になっていないでしょうか。 ホスト通い、浪費、夜遊び、自傷行為…。こうした問題行動が続く中で、娘さんの「自己責任」に任せてしまうことは、危険な環境に身を置く時間を長引かせ、心の傷をさらに深めることにつながります。 「施…

・自傷行為は心のSOS──責めずに見つめ直すために お子さんが突然、腕を傷つけていることに気づいたとき、多くの親御さんは「どうして？」「何があったの？」と動揺し、不安に駆られます。 自傷行為は単なる気まぐれではなく、心の奥にある強い孤独感や自責、現実への無力感などのSOSであることがほとんどです。 JECセンターでは、お子さんの内面に丁寧に寄り添い、同時に家族も含めた包括的な心理サポートを提供しています。 自傷の背景にある「言葉にできない苦しみ」を解きほぐし、安心して向き合う環境が、回復への第一歩です。 JECセンターは心理を中心とした数少ない民間の入所施設であり、当施設が提供する心理宿泊休養…

こんなはずじゃなかった… お金がない！ アパートに娘と暮らすようになり９カ月 計算では少し余裕を持って暮らしていける予定だった 電気代、ガス代、ガソリン代、米、車が壊れて急遽のモーターローン… 物価上昇の影響で余裕どころかマイナスになることも アルバイトを本気で考えているが 今の職場はWワークNG バレたときを考えると軽くは手が出せない 私があまりにお金がないを連呼しているから 娘が「自分のせいだ…」となり また鬱状態 悪循環に陥ってしまう 娘のために決めたこのアパート暮らしだけど やっぱりやめとけばよかったと思うことばかり 娘のカウンセラーさんは 「お母さんの選択は間違ってなかったですよ」と…