YouTubeの約一分朗読です♪ 芥川龍之介「ある阿呆の一生」は、1927年彼の亡くなる年、人生を振り返って書き遺したと言われている自伝的な短編です。 今日は、この短い51章からなる作品から5章を取り上げて、全5回シリーズで朗読するショート動画の2回目です。 本当は、章の番号の若い順に作るつもりだったのですが、いつもと同じ要領で上げても、どういうわけか編集ソフト内のBGMがYouTubeで使用不可になるため、先にこのみずみずしい17章「蝶」をアップします。 龍之介さんの繊細な感性が、今ここにも、粉をきらめかせてくれているようです(*^^*) 十七 蝶 藻の匂の満ちた風の中に蝶が一羽ひらめいてゐ…