映画「スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム」(中田秀夫、2024)は、同名小説を原作とする「スマホを落としただけなのに」シリーズの第3作目でスマホ映画の集大成で最終章。 過去にスマホというツールをきっかけに巻き起こった事件の余波として、サイバー攻撃、ハッキング、情報管理、プライバシーといった現代社会ならではのテーマも描かれ、サスペンスを盛り上げている。 第1作(2018)から始まったこのシリーズは「スマホを落としただけ」の偶発的・不可抗力な出来事がきっかけで、日常が一変する――という “スマホ × SNS × 現代の闇” をテーマにしていた。 第2作(2020…