今回も、覚悟して見た「べらぼう」。 心配してたような不穏なシーンは少なくて、 それよりも、真っ当な「心」が通じていく場面が多くて、 こういう展開は好きだ、という気持ち。 富本豊志太夫への説得にも、 鱗屋と倉橋格とのやりとりにも、 「男」として、という言葉が出てきて、 損得や策略によらない、真っ当な心からの行動が表されて、 あたたかい気持ちで受け取れた。 検校の敏感さが怖いなあ。 そして、悲しくもある。 蔦重といると、瀬川も吉原時代の素が出るから、 はしゃいでしまうのはしょうがない。 瀬川が大事にされてる感じでよかったけど、 これから、どっちに転ぶのか。。。 脚本家の森下さんの描く世界、 どこか…

瀬川の妖艶な艶やかさは哀愁があっての色気なんでしょうね。 蔦重にしても粋な生き方が滲み出てる気がします。 人の魅力って背負た哀愁にあるのかも

先回から今日まで、毎日じわじわ吉原事情のつらさをひきずってて、 見るのが苦しいドラマだなあと思いながら、 それでも今日の回もなんとか見たよー。 そしてたっぷりいいもの見せてもらったの気持ち。 始まったら、政治世界の方からスタートでちょっと拍子抜け。 私はそちらの方はもっとしんどいので、ほとんどスルーでごめんなさい。 蔦重の出版話にからんだ不穏な動きもありつつ、 瀬川の身請けに向けてのことは、 案外すんなり進んでいって、 蔦重とも妙なドロドロじめじめは無し。 そのへんが潔いというか。 それでも、旦那の恩情なのか、 瀬川と蔦重のつかの間のふたりの時間は、 二人とももう未練は見せず、踏み込みすぎず、…

翌日になって、じわじわ、蔦重と瀬川のことが頭から離れない。 なんだか二人が哀れで、 あんなに吉原のために尽くしていたやつらだから、 認めてやろうじゃないか、なんて、 そんな甘いことにはなれなかったのか、と 無理とわかってる夢想をしてしまったり。 どうも、心ある者が報われない、というのが 私には一番ひきずっちゃうことのようで。 吉原の仕組みや当時の社会がそうであれ、 吉原や江戸時代だけでなく、 本人同士の気持ちはあっても通っていかないことは、 現代だってある。 まっとうな人が報われない悲しさ、 みたいなことをちょうど痛感してたところだったので、 メンタル的に、今見るのは適当じゃない話だったなあ。…

今週のお題「ドラマ」 ************************** こんにちはkeitoです。 巡回、見まもりありがとうございます^^ 大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』を 継続してみております。 1話で、綾瀬はるかさんのナレーションを耳にして あーまたこのノリか？と、がっかりしましたが 2話？で平賀源内が吉原にあがって 「ここにも瀬川はいねえのか」と。 ほぅ。。。瀬川とな。 じゃ、このあと花の井は瀬川襲名か？？？ これは面白くなりそうだと胸がはやりましたら 思ったよりずっと早い展開の襲名となり いいねぇ~としみじみと視聴しながら 落語のことを考えておりました。 柳家さん喬 名演…