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漱石
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漱石

(読書)
【そうせき】
  1. 夏目漱石を参照。
  2. 「千円札」の暗喩。
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絶言絶慮

前回の続きで、前掲は、「吾輩は猫である」の復刻版の見開きのページを載せた。今回も拾い読みをした。猫が人間観察をしている。分からない文字や物もある。人の名で「アンドレア、デル、サトル」、「ニコラス、ニックルベー」は、解らず、そこは、飛ばし読み。「ベースボール」ともある。「吾輩はベースボールたるものを解せぬ文盲漢である」、「米国から輸入された遊戯ーーー」とある。野球という名称は、明治21年頃、正岡子規が名付けをしたという。「猫」の最後は、人間が飲み残したコップのビールを舐めはじめ、遂には飲んで、酔い心地を味わい、よたよた歩きで屋外へ出て、水がめに転落、もがきもがきして、苦しみ「吾輩は死ぬ」、「南無…

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吾輩は漱石である ― 森の動物たちの観察記

リスのリッキー、ウサギのウーちゃん、クマのクーちゃんは、小説家に挑戦です。 リッキーは「吾輩はりすである。名前はまだない。青いビニール袋に包まれたドングリの山脈が、あたかも「自然」を装っている。人間は、どうも蓄えるという行為が好きらしい。だが、彼らの貯蓄は必ず他者の目に触れる場所にある。あんなに無防備で、一体どうやって冬を越すというのだ・・・」 ウーちゃんは「吾輩はうさぎである。名前はまだない。コンクリートの庭園生活は、常に危険と隣り合わせだ。鉄の箱(自動車)と、二本足(人間)の予期せぬ動きに、一瞬でも反応が遅れたら命はない。彼らはのろのろと動きながら、なぜあんなにも安全を信頼しているのだろう…

「キテレツ絵画の逆襲」から 1

本日は「キテレツ絵画の逆襲」のプロローグ「なぜキテレツ絵画なのか?」(森村泰昌)とその①「異文化との出会いのはじまり」(森村泰昌×三浦篤)に目を通した。 「(漱石の指摘する「日本の開花」の)内発的と外発的の「曲折」にたえながらも、ともかく前に進むむかないのだという暗澹たる重い。これは日本の近代絵画の画家たちにも共通の時代精神であり苦悶でもあった。」(プロローグ) 松本俊介が発表した「生きてゐる画家」について。「画家として自発的派に何かいっておかなければと考えたのは、よくわかる。実は淳介は、軍部の人間に痛いところは浸かれたんじゃないかということ。俊介を含めた当時の洋画形も、自分たちは「フランスの…

子規・漱石の夏の俳句+自作

「日めくり子規・漱石」から、今の季節のご両人の句を紹介。 この二人、切り離せないほど仲がいい。 子規の影響で、漱石は一時期、大量に作句。 直に飽きて、止めてしまった。 両者の句は、それぞれ人柄が出ている。 ◆涼みながら君話さんか一書生〔子規) 若き頃の書生時代の子規の句。子規は漱石とお洒落して、夕涼みで歩いた。 ◆うき世いかに坊主となりて昼寝する(漱石) 現世とは何ぞや。まずは、坊主にでもなった気分で、昼寝しよう、という軽妙な句。 ◆風板引け鉢植えの花散る程に〔子規) 風板とは、手動扇風機。それを回させて涼もうという、調子のよさ。 ◆夏木立故郷へ近くなりにけり〔子規) 列車に乗ると、車窓の木立…

【京都】秀吉・漱石ゆかりの宝積寺で紅葉を見る

2024年11月下旬、京都・大山崎町、天王山の中腹にある宝積寺を訪ねました。 秀吉が明智光秀と戦った山崎の戦いの際は、秀吉の本陣が置かれていたという寺で通称「宝寺」。 今年は紅葉の見頃が例年より遅かったためか石段の脇にある大木の紅葉がちょうど見頃でした。 「宝寺の隣に住んで桜哉」宝積寺の隣にある大山崎山荘を訪れた夏目漱石が、当時、山荘にあった見事な枝ぶりの「憩いの桜」を詠んだ一句です。 「憩いの桜」とはどんな桜だったんでしょうね。漱石が詠んだほどですから、それはもう美しい桜だったはず。現在、大山崎山荘は美術館として公開されていますが、その庭でシダレ桜、ソメイヨシノ、八重桜などを見ることができま…

普通にできて上出来

下通り催し物 理想と現実の隙間に出会ったとき、人は人生について考えます。 普通にできて上出来、失敗して当たり前と考えましょう。 ~今日はどんな日?~・国際腐敗防止デー・しそ焼酎「鍛高譚」の日・マウスの誕生日・Cyber Monday(サイバーマンデー)・クレープの日・パソコン検定の日・えのすいクラゲの日・漱石忌・開高忌・障害者週間・人権週間 ~今日の花言葉~グロリオサ=栄光 グロリオサ ~今日の名言~人はだれでも自分の意見を持ってよいというものではない。その人が事実をわきまえていなければ、その人の意見など問題にならない。 アンデイ・ルーニー ~今日の俳句~易水(えきすゐ)にねぶか流るる寒さかな…

夏目漱石「明暗」

これは駆け引き小説です。登場人物全員が駆け引きをします。親子であろうが兄妹であろうが夫婦であろうが友達であろうが。 相手がどこまで何を知っているのか想像をしながら会話します。そんなこと普段からやっていたら疲れちゃいますね。だからこそ小説として面白いのだとは思いますが。時には明転したり、突然暗転したり。 電話や電車など便利になった生活もちりばめられ、駆け引きに利用されたりもします。 夏目漱石の最後の作品であり未完成です。もしこれよりも50ページ短かったとしたらもっと消化不良になっていたでしょう。重要人物がやっと出てきたところです。十分長い作品ですが簡単に終わりそうにありません。 夏目漱石はどんな…

始業

昭和60年頃、ある大学の講師控室で国文学者のF先生と話していた。 F「ところでのりも君。今日、漱石『三四郎』が大学に入学して、初めての講義を受けようとした日だって知ってますか?」 私「え・・・???」 F「はは・・突然なんだ?って顔してますね。 じつは、夏目漱石の『三四郎』を昨日久しぶりに読んでましてね。 三四郎が大学の始業日の9月11日に講義があると思って出かけたのに、 教師も学生もまったく来なくて憤慨している場面があったんですよ」 私「はぁぁ・・・・」 F「それでね、思い出したんですが、 明治の昔は大学は9月入学だったんですよね。 それと、大学ものんびりしていて、 11日が始業だと言っても…

猫。

今週のお題「名作」 実はずっと前から本を読むことが大変で、もう十数年前から読書の習慣がなくなっていた。 そんななか、昨日、ふと本棚にあった「牡猫ムルの人生観」(以下ムルと表記)の文庫本が目に留まり、手に取ってみたのである。 この小説はドイツロマン派のホフマンの作品であるが、作中のホフマンの分身みたいなヨハネス・クライスラーの飼っているムルが、反故と思われる原稿の裏に、自分のことを書き連ねる、という構造になっている。なぜだか知らんが、ムルの書いた文章の裏にある、反故になった原稿、これも挟まって小説の中に出てきており、なんとこちらはクライスラーの宮廷におけるいろんな音楽のことや、恋愛のことが書かれ…


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