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沼田まほかる
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沼田まほかる

(読書)
【ぬまたまほかる】

作家。1948年大阪府生まれ。50代の時初めて書いた長編、「九月が永遠に続けば」で、第5回ホラーサスペンス大賞を獲得。遅咲きの大輪と騒がれた。2作目の「彼女がその名を知らない鳥」も、絶賛を浴びる。経歴は、主婦、僧侶、そして会社経営と、謎めいた作家でもあり、今後に寄せられる期待も大きい。

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静かに育まれる不穏・狂気の9篇 |『痺れる』沼田まほかる

沼田まほかる氏 本作は短篇集 おわりに 沼田まほかる氏 沼田氏の作品を読むのも久しぶり。 はじめて氏の作品を読んだときはイヤミスという言葉すら知らず、ただただ読後の不快感に、こういうのは肌に合わないな、と感じたものです。 20年の時を経て、「そういうもの」と分かった上だと、それもまた一つのジャンルだと頭で理解して、心から味わうということが出来るようになった気がします。 改めて。沼田まほかる氏は、1948年大阪府生まれ。主婦、僧侶、建設コンサルタント会社経営などを経て、2004年に56歳で『九月が永遠に続けば』にて第5回ホラーサスペンス大賞を受賞し、遅咲きのデビューを果たした小説家。 その後、『…

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男女関係の極北。 |『彼女がその名を知らない鳥たち』沼田まほかる

皆さん、こんにちは。 9月もはや終わりですね。 私事ですが、9月は色々ありました。子どもたちがこちらを訪れたり、親族が亡くなり葬式に出たり、とある駐在家族とホームパーティーみたいなのをしたり、マラソン大会に出場したり、高校時代のバンド仲間がこちらに旅行にきてアテンドしたり、ケニアに旅行したときにできたインド人の知り合いがこちらに来たので飲茶に連れて行ったりとか。 普段家内と二人で閉じた生活をしているので(会社に行ってもそこまで喋らないので)、もうこういうイレギュラーな来客とか訪問があると、調子が崩れます。喋りすぎて喉が枯れる泣 まあ滅多にないこと故、喜んでもらえることを目指して頑張りましたが。…

沼田まほかる『彼女がその名を知らない鳥たち』を読んで

こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今日は、読後に心がざわつき、誰かと語らずにはいられなくなるような一冊、沼田まほかるの衝撃作――『彼女がその名を知らない鳥たち』について語りたいと思います。 心の奥底に触れる、痛みと欲望の物語この作品は、どこまでも醜く、どこまでも哀しく、どこまでも美しい。読み進めるほどに、自分の中の「倫理」が揺さぶられ、「愛とは何か」「人を赦すとはどういうことか」という問いが心に重くのしかかります。 物語の中心にいるのは、十和子という女性。彼女の自己中心的で不快感すら覚える言動に、最初は強い嫌悪を抱きます。しかし読み進めるうちに、その嫌悪の裏に隠された「理解したい、理解…

映画「ユリゴコロ」(2017)を見る。吉高由里子が体当たりの衝撃作。

映画「ユリゴコロ」(2017)は、公開当時、ポスターを見てシリアスで暗そうなホラーミステリーのような印象で見逃していた。最近のプライム配信映画で超おすすめとあったので見た。かなりの衝撃作だった。吉高由里子がこれまでのイメージを覆す殺人鬼で娼婦を体当たりで演じていた! 時代の異なる過去と現在の2つのストーリーが同時に描かれていくが、やがて結びつくという定番ではあるが、驚きの展開が待っていた…という極上ともいえるサスペンス映画だった。松坂桃李と松山ケンイチが直接絡むシーンはないが自然体で味わい深かった。 原作は沼田まほかるの「ユリゴコロ」で第14回大藪春彦賞を受賞。ほかには映画化された「彼女がその…

読み口の良さの上に描かれる性と業 |『九月が永遠に続けば』沼田まほかる

皆さん、こんにちは。 先日、尼崎に居たときの知人と家族で会ってきました。 尼崎に居たのはかれこれ15年くらい前に3年間ほど。子どもは上が4歳、下が2歳とかそんな感じ。向こうのお宅は上が4歳と下が1歳でした。 今回の会合は、うちは私、家内、息子(今年20歳)、先方はお母さんと上のお子さん(今年20歳)。いやあ、ハルくんでっかくなった!(って老人みたいなリアクションを止められず。。。)。何しろ当時は幼稚園生でほっぺたぷりぷりのちんちくりんでした。今や身長186cmで横幅もまあまああるハグしがいのある体つき! 優しい笑顔だけは当時のまま。 で、オチは?というと、済みません、ありません笑 関西の方はオ…

鑑了 彼女がその名を知らない鳥たち

ランキング参加中雑談 2006年に発行された沼田まほかるさんのミステリー小説をもとにした作品。2017年10月に白石和彌さん監督で上映。出演は蒼井優さん、阿部サダヲさん、松坂桃李さん、竹野内豊さん他。TikTokでおすすめされていたのを検索し、アマプラで鑑賞。上映時間は123分でした。 eiga.com 以下、あらすじ。(参照 Filmarks) 15歳年上の男・陣治と暮らしながらも、8年前に別れた男・黒崎のことが忘れられずにいる女・十和子。不潔で下品な陣治に嫌悪感を抱きながらも、彼の少ない稼ぎに頼って働きもせずに怠惰な毎日を過ごしていた。ある日、十和子が出会ったのは、どこか黒崎の面影がある妻…

痺れる/沼田まほかる

今回は沼田まほかるさんの『痺れる』を紹介します。 かなり前にブログ「郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる」のニードルにおすすめいただいた一冊で、積読しっぱなしでしたが、ようやっと読みます!(お待たせニードル!) かわいらしいお花の萎れ具合が不穏な雰囲気を演出している表紙。 まほかるさんお初です。わくわくです。 目次 あらすじ 感想 『林檎曼陀羅』 『レイピスト』 『ヤモリ』 『沼毛虫』 『テンガロンハット』 『TAKO』 『普通じゃない』 『クモキリソウ』 『エトワール』 最後に あらすじ 不穏な雰囲気が充満するホラー系、奇妙系、喜劇系とバラエティに富んだ、読後に痺れる9篇の短編集。 感…

【おすすめ映画】『彼女がその名を知らない鳥たち』は美しいホラー

初回投稿日:2020-08-10 21:10:12 原作者は沼田まほかる 『彼女がその名を知らない鳥たち』は阿部サダヲと蒼井優が紡ぎ出す美しいホラー 原作者は沼田まほかる 『彼女がその名を知らない鳥たち』は蒼井優さんと阿部サダヲさん主演の映画です。 公開されたのは2017年の秋で、原作は沼田まほかるさん。 沼田まほかるさんは、「イヤミスの女王」とも呼ばれています。 湊かなえや真梨幸子らとともにイヤミス(読んだ後にイヤな後味が残るミステリー)の女王とも呼ばれる。 沼田まほかる - Wikipedia 沼田まほかるさんの作品は「ホラー・サスペンス」に分類されることがあるほど怖い。 美しいタイトルに…

【本の紹介】『九月が永遠に続けば』by沼田まほかる

初回投稿日:2020/08/30/162230 物語は、ある日ゴミを捨てに行ったまま失踪してしまった息子の行方を追う母親の錯綜した推理で話が進んで行く。 『九月が永遠に続けば』は、沼田まほかるさんのデビュー作です。 夫婦は他人。 けれど、親にとって子供は、自分(たち)の所有物だと、錯覚してしまう。 とくに、母親は、自分の身うちから生まれ出た我が子は、どうしても自分の一部だと思ってしまう。 子供は、親の気づかぬうちに、一個の人格を持って、別個の人格として親と向き合いはじめているというのに。 人は愚かです。 半径の長さには個人差があるけれど、常に見えている世界は、自分を中心に据えてコンパスで描いた…

第60回 ブルーリボン賞監督賞・他 受賞作品 ◆ 「彼女がその名を知らない鳥たち」

「15歳年上の佐野陣治(阿部サダヲ)と共に生活している北原十和子(蒼井優)は、下品で地位も金もない佐野をさげすみながらも、彼の稼ぎに依存し自堕落に過ごしていた。ある日、彼女は8年前に別れ、いまだに思いを断ち切れない黒崎に似た妻子持ちの男と出会い、彼との情事に溺れていく。そんな折、北原は刑事から黒崎の失踪を知らされ、佐野がその件に関係しているのではないかと不安を抱き」シネマトゥデイ 観ていて気分のいい映画ではありません。 ただ強烈なインパクトを残す作品であることは確かかと・・・。 白石和彌監督作品にハズレなしです。 おススメ。 それでは・・・。 2017年 第91回 キネマ旬報ベスト・テン主演女…


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