Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


Hatena Blog Tags
はてなブログ トップ
朱子学
このタグでブログを書く
言葉の解説
ネットで話題
関連ブログ

朱子学

(読書)
【しゅしがく】

宋の儒学者、朱熹(1130-1200)の儒教の学説とその学説の研究する学問。朱熹は朱子とも呼ばれたため、この学問を朱子学と言う。
階級制社会を維持する上で便利な思想であったために中国、朝鮮、江戸幕府などに重宝された。王陽明の「陽明学」と比べると、「静的」な
学問であった。

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ

朱子学と江戸幕府の関係

さて、いまこのブログでは政治と歴史という事で、安政の五カ国条約や安政の大獄、そして桜田門外の変について書かせてもらっています。ここでは江戸幕府が開国をするまでの事を書いていましたが、そもそも日本は歴史の教科書でも学ぶ様な「鎖国政策」を何故とっていたのか、そこについては「江戸(徳川)幕府が貿易を独占したい為」であり、実は江戸時代、鎖国が為されていても長崎の出島で交易は行っていましたし、主にオランダとの交易をやる中で、ペリー来航の事についてもオランダから一年近く前に連絡が幕府に入っていた事を紹介してきました。 つまりこれは私が学生時代に学んで来た「鎖国」とは、少しというかかなり性質が違うものだった…

ネットで話題

もっと見る

関連ブログ

渡辺浩『近世日本社会と宋学』を読む

渡辺浩氏の『近世日本社会と宋学<増補新装版>』(東京大学出版会、2010年)を読んだ。徳川時代前期の宋学(朱子学)の受容を、個々の儒学者のテクストよりも、むしろ同時代の社会状況の分析に力点をおいて考察した研究書である。結論からいうと、通常、徳川時代の日本思想では宋学の比重が非常に高かったと考えられているが、宋学は日本社会には受け入れられていなかったというものである。 本書は、徳川時代前期の宋学の受容を否定的に考察している 理由はいくつかある。 まず全体的な状況として、渡辺氏は次のような点を指摘する。 「言うまでもなく、徳川将軍を頂く当時の政治社会体制は、本来儒学とはあまり関係なしに成立したもの…

★5(★★★★★) なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか/石平(PHP新書)(本 2019) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。作品名:なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか/石平(PHP新書)(本 2019) 評価:★5(★★★★★) リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B07PZ9WNX5本書の著者・石平と、日本の歴史研究者・井沢元彦の対談本「朱子学に毒された中国毒されなかった日本」を読み、面白かった反面、2人が痛烈に批判する朱子学の中身についてほとんど一…

(チラ裏レビュー) 朱子学に毒された中国 毒されなかった日本/井沢元彦・石平 (本 2022年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。作品名:朱子学に毒された中国 毒されなかった日本/井沢元彦・石平 (本 2022年) 評価:★4(★★★★☆) リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B09VB4K361中国共産党政権が日本にとって油断ならない相手だということを再確認するのには良い本だったが、タイトルのテーマ「朱子学と中国・朱子学と日本」を十分に考察する内容ではなかった。朱…

中華民族の根本思想・儒教【哲学・思想】

地政学的に日本と関わりが深い中国。親中・反中それぞれ意見が分かれるところですが他国を理解するにはその国・民族の根本思想を理解しなければなりません。中国と言えば日本に仏教を伝えた国なので仏教思想と思いがちですが中国の歴史で仏教が隆盛したのは隋唐時代くらいで基本的に漢代以降の中国の思想・学問の中心は儒教で北宋時代になると「宋学」が起こりやがて儒教から朱子学が生まれました。この「朱子学」が中国思想の根本として現代に続いていてそれが中華民族のアイデンティティとして2000年に亘り根付いるのです。儒教(朱子学)の教義の詳細はまた機会があれば書きますが、儒教には【対等】という思想はありません。特に朱子学は…

キリスト教の受容

異文化がやって来る イスラム教徒の墓地の件が話題になっている。クルド人についても騒がしくなってきた。明治時代、キリスト教徒の墓地の問題は無かったのだろうかなどと考えてみたが、兎も角、様々な宗教を持つ人が日本に入ってきている。 災害時の外国人の避難の問題も時々、取り上げられる。日本は災害が多い。非常時の支援はもちろん、外国人による支援活動もあるし、共助も求められるだろう。 今まで、神儒仏老について考えてきた。多層的な考え方が持てれば、外来の宗教にも対応がしやすいと思う。 既に、キリスト教については、『儒』の層に入れて考えてみた。朱子学が「身内から」とすれば、キリスト教は「隣人愛」で、横の向きが違…

人間と自然、算命学(算命学と自然思想④)

算命学のベースには自然思想以外の思想(仏教や儒学、古代占星術など)もありますが、本筋ではないので解説は省きます。 人間に関することがらを自然のありかたから類推するって、科学中心の現代にあっては違和感がありますよね…アニミズムの一種なんじゃないの?!とも思ってしまいます。しかし、西洋の人間中心主義ではなくエコロジーのような視点に立てば、合点はいきます。 このような気の思想は、算命学の専売特許ではなく、古代から近代までの多くの中国思想が前提としています。中国思想では、自然は(量を測って搾取するものではなく)質を観て「いかに生きるべきか」を考えるべきものでした(朱子学が代表的)。 日本だって、江戸時…

韓非子2000年の悲運

1 性善説と性悪説 この言葉についてみだりに論じようとする人は、概ね知識が浅いというのが、私の経験上の印象だ。 性善説とは、「人間の本性は善である。」という考え方で、孔子の儒教路線を汲む、孟子が唱えた説。孟子以後は儒教の中心的思想となった。 これに対し、韓非子の師匠である思想家荀子が唱えた「人の性は悪なり、その善なるものは偽なり」という主張。なお、ここで言う悪とは、「弱い存在」という程度の意味であり、「悪=罪」という意味では無い。 さらに重要な事は、韓非子は師匠のこの思想をさらに発展させ、「善」などというものは、時代や環境によって変わるもので、その時代・環境に合った規則、すなわち「法」を定める…

伊敷の東帰庵跡(桂庵玄樹の墓)、薩摩に招聘された朱子学の大家

鹿児島市の伊敷に「桂庵墓」という史跡がある。国史跡にも指定されている。ここは東帰庵の跡で、桂庵玄樹(けいあんげんじゅ)の墓がある。桂庵玄樹は臨済宗の僧で、朱子学(宋学)の大家であった。晩年は伊敷の東帰庵に住み、この地で没した。 桂庵玄樹とは 南九州に根づいた朱子学 墓参する 伊地知季安と『漢学紀源』 桂庵玄樹とは 伊地知季安(いじちすえよし、すえやす)の著書『漢学紀源』で、桂庵玄樹について説明がある。そちらから情報を拾ってみる。また、現地説明看板や『鹿児島縣史 第1巻』も参考にした。 応永34年(1427年)に周防国山口(現在の山口県山口市)の生まれとされる。姓氏は不詳。永享7年(1435年)…


[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp