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(読書)
【ぶんがくし】

文学の歴史。

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ここにも、ここにも、「青ひげ」が憑依している

青ひげ夫人と秘密の部屋~「見たな」の文学史~ 作者:千野 帽子 光文社 Amazon 『青ひげ夫人と秘密の部屋 -「見たな」の文学史-』千野帽子著を読む。 「青ひげ」というと、真っ先にジル・ド・レを思いつく。卒論でジョルジュ・バタイユをテーマにしたのだが、著作の『ジル・ド・レ論―悪の論理 』を読んだからだ。 ジル・ド・レは、ジャンヌ・ダルクとともにフランスを救った英雄だったが、ジャンヌ・ダルクが火炙りで処刑された後は、子どもの大量虐殺犯、サイコキラーとして余生を過ごす。 著者は、「青ひげ」=ジル・ド・レを否定する。 数か所引用。 「「青ひげ」を書いたのはペロー」(詩人、『ペロー童話集』の作者)…

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『本当の翻訳の話をしよう(増補版)』 by 村上春樹、柴田元幸

本当の翻訳の話をしよう (増補版)村上春樹、柴田元幸新潮文庫令和3年7月1日発行What we talk about when we talk about translation*この作品は2019年5月 スイッチ・パブリッシングより刊行された。 文庫化にあたって増補した。 先日、ポール・オースターの柴田さんの翻訳本が面白かったという話を友人にしたら、村上春樹と柴田元幸の対談ものが面白いよ、というので、図書館で借りてみた。 megureca.hatenablog.com 本の裏には、” ” 翻訳は 塩せんべいで、小説はチョコレート。 交互に食べて、 後は猫がいれば、 いくらでも時間が過ぎちゃう…

旧約聖書の編集史と間テクスト性について(K.シュミート『旧約聖書文学史入門』)

はじめに 『旧約聖書』(The Old Testament)あるいは『ヘブライ語聖書』と今日呼ばれるテクスト群*1。その「非神学」的な批評研究は、スピノザ(1632-1677)などの先駆的な仕事を経て、18世紀啓蒙の時代に始まったという*2。 いわゆる「モーセ五書」(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)――旧約聖書の冒頭を飾り、ユダヤ教においては「トーラー(律法)」と呼ばれ最重要視され、イスラム教でも啓典として扱われている――は(伝承と違って)モーセが書いているはずがない。この直観がまず、テクスト分析によって裏付けられた。じゃあ誰が、というとスピノザはエズラ記の祭司エズラを持ち出して…

第十六章 趣味(上)- 3

筆で所感を記す事も「筆まめ」な性質なので暇さえあれば何か書いてみたくなる。 明治三十六年十二月頃、大阪新報(時事新報と姉妹関係の新聞)で翌三十七年の辰年に因んだ御伽話の懸賞募集があった。早速応募した所当選して一月末の新聞紙上で発表された。 題名は「龍の天上」という題で一匹の龍次郎という龍の子供が乙姫様に天上したいから暇を下さいと頼んだが年が若いからと許されなかったので友達の鰐と相談して東京へ出て一軒の紙凧屋へ行き主人に頼み込み自分は秘術を使い紙凧に貼りついた。そして元旦に太郎君に買い取られた。それを知らない太郎君は喜んでそれを揚げた所他の物より高く揚がって行くので大喜びだった。一方龍の龍次郎君…


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