先の大戦が終わって80年、戦争を実体験した人は少なくなりました。当地那須には陸軍那須野飛行場があり終戦の二日前8月13日『神鷲特別攻撃隊』が飛び立ち敵艦船へ突撃し三名の若い特攻士が亡くなっています。 特攻隊の出陣式に立ち会った人がおられるのが分かり、お話を伺ってきました。この10月で100歳になられた女性で飛行場の本部で事務を担当していて軍人の名前をよく覚えています。 当日の出陣式で、 《本部前に整列した特攻隊員を見て、何も言えなかった》 実際の体験からの重い言葉です。 現在、那須塩原市のほとんどの若い人は飛行場があったことすら知りません。 真ん中、左から二人目が二十歳の時のご本人です。写真は…