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式部卿
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式部卿

(社会)
【しきぶきょう】

日本の明治時代初期にあった式部省の長官のこと。

式部卿

(一般)
【しきぶきょう】

律令制における式部省の長官職。
四品以上の親王の就任が慣例となっていたため、ある時期から名ばかりの役職と化してしまい実務は次官の式部大輔が行っていた。
式部卿を務める親王のことを式部卿宮と呼ぶ。

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なべて世の 哀ればかりを 問ふからに 誓ひしことを 神やいさめんby 朝顔の姫君🪷【源氏物語626 第20帖 朝顔8】

なべて世の 哀ればかりを 問ふからに 誓ひしことを 神やいさめん by 朝顔の姫君 〜一通りのお見舞いの挨拶をするだけでも 誓ったことに背くと(賀茂の)神がお戒めになるでしょう。 【源氏物語626 第20帖 朝顔8】 なべて世の 哀ればかりを 問ふからに 誓ひしことを 神やいさめん と斎院のお歌が伝えられる。 「そんなことをおとがめになるのですか。 その時代の罪は皆 科戸《しなど》の風に追 ってもらったはずです」 源氏の愛嬌《あいきょう》はこぼれるようであった。 「この御禊《みそぎ》を神は (恋せじとみたらし川にせし 御禊《みそぎ》神は受けずもなりにけるかな) お受けになりませんそうですね」 …

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【源氏物語 634 第20帖 朝顔16】お屋敷の門は錆びていて なかなか開かない。物の錆びたことに時の流れを感じる。仮の世の執着が離れず、人に心の惹かれることのやむ時がない自分であると源氏は恥じた。

桃園のお邸《やしき》は北側にある普通の人の出入りする門をはいるのは 自重の足りないことに見られると思って、 西の大門から人をやって案内を申し入れた。 こんな天気になったから、 先触れはあっても源氏は出かけて来ないであろうと 宮は思っておいでになったのであるから、 驚いて大門をおあけさせになるのであった。 出て来た門番の侍が寒そうな姿で、 背中がぞっとするというふうをして、 門の扉をかたかたといわせているが、 これ以外の侍はいないらしい。 「ひどく錠が錆《さ》びていてあきません」 とこぼすのを、源氏は身に沁《し》んで聞いていた。 宮のお若いころ、 自身の生まれたころを源氏が考えてみるとそれはもう…

【源氏物語625 第20帖 朝顔7】「今はもう神に託しておのがれになることもできないはずです。私が不幸な目にあっていた時以来の苦しみの記録の片端でもお聞きください」源氏は朝顔の姫君に会いたいと伝える。

「今になりまして、 お居間の御簾の前などにお席をいただくことかと 私はちょっと戸惑いがされます。 どんなに長い年月にわたって 私は志を申し続けてきたことでしょう。 その労に酬《むく》いられて、 お居間へ伺うくらいのことは 許されていいかと信じてきましたが」 と言って、源氏は不満足な顔をしていた。 「昔というものは皆夢でございまして、 それがさめたのちのはかない世かと、 それもまだよく決めて思われません境地に ただ今はおります私ですから、 あなた様の労などは静かに考えさせていただいたのちに 定《き》めなければと存じます」 女王の言葉の伝えられたのはこれだった。 だからこの世は定めがたい、頼みにし…

【源氏物語623 第20帖 朝顔5】女五の宮は、源氏の子どもを孫にしている縁で 始終源氏に会えることので切る 姉君の女三の宮(葵の上等の母君)を羨ましがる。

「お姉様の三の宮がおうらやましい。 あなたのお子さんを孫にしておられる御縁で 始終あなたにお逢いしておられるのだからね。 ここのお亡くなりになった宮様もその思召しだけがあって、 実現できなかったことで歎息《たんそく》を あそばしたことがよくあるのです」 というお話だけには源氏も耳のとまる気がした。 「そうなっておりましたら 私はすばらしい幸福な人間だったでしょう。 宮様がたは私に御愛情が足りなかったとより思われません」 と源氏は恨めしいふうに、しかも言外に意を響かせても言った。 🌸優しい憂雨に written by 蒲鉾さちこ 少納言のホームページ 源氏物語&古典 少納言の部屋 ぜひご覧くださ…

【源氏物語619 第20帖 朝顔1】朝顔の斎院は、父君の桃園式部卿の宮の喪のために職をお辞しになり、叔母の女五の宮と同居しておいでになる。宮のお見舞いに託して源氏は訪問しに行った。

斎院は父宮の喪のために職をお辞しになった。 源氏は例のように古い恋も忘れることのできぬ癖で、 始終手紙を送っているのであったが、 斎院御在職時代に迷惑をされた噂の相手である人に、 女王は打ち解けた返事をお書きになることもなかった。 九月になって旧邸の桃園の宮へお移りになったのを聞いて、 そこには御叔母の女五《にょご》の宮が 同居しておいでになったから、 そのお見舞いに託して源氏は訪問して行った。 故院がこの御同胞《はらから》がたを 懇切にお扱いになったことによって、 今もそうした方々と源氏には 親しい交際が残っているのである。 🌺🎼Anemone written by H.Lang 少納言のホ…

秋霧に 立ちおくれぬと 聞きしより 時雨《しぐ》るる空も いかがとぞ思ふ 〜葵の上を亡くした源氏からの手紙に対し 式部卿の宮の姫君(朝顔の姫君)は お悔やみの文を送る🍃

秋霧に 立ちおくれぬと 聞きしより 時雨《しぐ》るる空も いかがとぞ思ふ 葵の上を亡くした源氏からの手紙に対し 式部卿の宮の姫君(朝顔の姫君)は お悔やみの文を送る🍃 〜霧の立つ頃、 貴方は、奥方様に先立たれなさったとお聞き致しました。 それ以来 時雨の季節につけ いかほどお悲しみのことかと お察し申し上げます。 【第9帖 葵 あおい】 源氏はまだつれづれさを紛らすことができなくて、 朝顔の女王へ、情味のある性質の人は 今日の自分を 哀れに思ってくれるであろうという頼みがあって手紙を書いた。 もう暗かったが使いを出したのである。 親しい交際はないが、 こんなふうに時たま手紙の来ることは もう古…

わきてこの 暮《くれ》こそ袖は 露けけれ 物思ふ秋は あまた経ぬれど🍂〜妻の葵上を失い悲しみに暮れる源氏🪷きっと気持ちをわかってくださるだろうと、朝顔の姫君に送った歌🍃

わきてこの 暮《くれ》こそ袖は 露けけれ 物思ふ秋は あまた経ぬれど 妻の葵上を失い悲しみに暮れる源氏🍂 きっと気持ちをわかってくださるだろうと、 式部卿の朝顔の姫君に送った歌🍃 〜とりわけ今日の夕暮れは涙に袖を濡らしております 今までにも物思いのする秋は 多く経験してきたのですが 【第9帖 葵 あおい】 源氏はまだつれづれさを紛らすことができなくて、 朝顔の女王へ、情味のある性質の人は 今日の自分を 哀れに思ってくれるであろうという頼みがあって手紙を書いた。 もう暗かったが使いを出したのである。 親しい交際はないが、 こんなふうに時たま手紙の来ることは もう古くからのことで 馴れている女房は…

【源氏物語210 第十帖 賢木22】加茂の斎院は、式部卿の宮の朝顔の姫君に決まった。朝顔の宮に恋をしていた源氏は残念に思った。

加茂の斎院は父帝の喪のために引退されたのであって、 そのかわりに式部卿《しきぶきょう》の宮の朝顔の姫君が 職をお継ぎになることになった。 伊勢へ女王が斎宮になって行かれたことはあっても、 加茂の斎院はたいてい内親王の方がお勤めになるものであったが、 相当した女御腹《にょごばら》の宮様がおいでにならなかったか、 この卜定《ぼくじょう》があったのである。 源氏は今もこの女王に恋を持っているのであるが、 結婚も不可能な神聖な職にお決まりになった事を残念に思った。 女房の中将は今もよく源氏の用を勤めたから、 手紙などは始終やっているのである。 当代における自身の不遇などは何とも思わずに、 源氏は恋を歎…

妻と夫 近いが故のすれ違い【源氏物語130 第九帖 葵 3】朝顔の姫君は 源氏と恋仲にはならず、よい距離感をとる。葵の上は妊娠中で心細い。源氏は葵を愛おしく思う。

この噂《うわさ》が世間から伝わってきた時、 式部卿《しきぶきょう》の宮の朝顔の姫君は、 自分だけは源氏の甘いささやきに酔って、 やがては苦い悔いの中に 自己を見いだす愚を学ぶまいと心に思うところがあって、 源氏の手紙に時には短い返事を書くことも以前はあったが、 それももう多くの場合書かぬことになった。 そうといっても露骨に反感を見せたり、 軽蔑的な態度をとったりすることのないのを 源氏はうれしく思った。 こんな人であるから長い年月の間忘れることもなく 恋しいのであると思っていた。 左大臣家にいる葵《あおい》夫人は こんなふうに源氏の心が幾つにも分かれているのを憎みながらも、 たいしてほかの恋愛…

【源氏物語 24 第2帖 箒木13】方違えで紀伊守の屋敷に滞在の源氏 入内の話もあった衛門督の姫が 紀伊守の継母になっていると知る

【源氏物語 第二帖 💠箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji second chapter 💠Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三つの品、上の品、中の品、下の品と階級に分けて自分の持論を展開します。 光源氏はこの話し合いをきっかけに、それまで縁のなかった中流の女性に興味を持つようになりました。 そして、光源氏は方違えに、紀伊守の屋敷に行くことになった。 そこで伊予守の妻で、紀伊守の継母の空蝉に契を結びます(中の品の女人)…


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