夜、眠れないときの寂しさについて 私は、つい最近まで、寝つきの悪い「眠れない人」でした。 日中は、心も体も元気なんです。 やりたいこともたくさんあって、 「さぁ、明日も楽しもう」 「いい一日にしたいな」 そんな前向きな気持ちで布団に入るのに―― 体は眠たい。 目も重たい。 それなのに、脳だけが、寝ない。 (oh no…) そんな夜、ありませんか。 理由もないのに、急に不安になったり。 さっきまで平気だったのに、妙に悲しくなったり。 「食べたい」 「眠りたくない」 「まだ何かしていたい」 まるで、もう一人の自分が現れたみたいな時間。 そんなとき私は、 布団に転がったまま、フライトレーダーを眺めて…