ロシアに対する国際社会の非難よりも、今はイスラエルに対してのそれが強いように思う。先の国連総会では、フランスもパレスチナ国家承認を公表しイスラエルの姿勢を批判した。これに対しネタニヤフ首相は、敵意をむき出しにして呪いの言葉を吐いた。トランプ大統領の1時間近い「ホラ話」に匹敵する、酷い演説だったと思う。内容が予想されたのか、多くの国の代表が席を立ち、ほぼ無人となった議場にネタニヤフ首相の怒声だけが響いた。 ネタニヤフ氏が激しい国連演説、西側諸国はパレスチナ国家承認で「屈服」 退席相次ぐ - CNN.co.jp ガザ地区での殺戮やヨルダン川西岸地区での侵略に加え、シリアやカタール、レバノン、イエメ…