◯働き方改革(6)ドラマ『ブラック・プレジデント』「ブラック企業」 「ブラック企業」問題へのアプローチ この作品は2010年代に社会問題化したブラック企業を扱うものです。 三田村は、経営方針を勝つための正論と疑わず、社員を酷使している自覚もないCEO。 だが大学で経営学を学ぶことで、初めて自分が正しいと思い込んでいたことの危うさに触れていくのです。 一方で、彼を悪役とせず、経営に必要な現実主義を体現する人物として、理想だけで動こうとする大学の弱点をえぐり出しています この対立が「働くとは何か」「企業とは何を担うべきか」という問いを投げかけるのです。 三田村は、社会人学生として教授陣と対等に議論…