人口ピラミッドの理想形、を考えたことはあるだろうか? いや、普通に△では? と思う人もいるだろう。 うん、『ピラミッド』というくらいなのだから、そう思うのは当然だ。 だが違う。 そのピラミッドは、理想の形としてそうなったのではなく、『時間経過による死亡率が高く、それだけ出生率が無いと人口を支えられなかった時代の必然』としてその形になっただけだ。 今回は、以前で紹介した必然としての理想である、人口円柱モデルを紹介しつつ、その必然性と、それを前提とした制度設計が必要である理由に触れていきたい。 ※以前の記事へのリンクはこちら 従来の人口ピラミッドを超えて ― 人口円柱モデルの提案 理想的な人口モデ…