9月上旬、宮沢賢治の絵本を6年生に読むことはつつがなく終わる。『オツベルと象』『さるのこしかけ』『どんぐりと山猫』をお届けし、私はどんぐりと山猫を読む人のサポート。 子どもたちはぜんたいに、よく聞いてはくれていたけどすごく面白がってピンと来ている表情ではなかったかな。 しかし最前列にいた女の子が、どんぐりたちの争いを収めるために一郎が妙案を出すところでは、ちゃんとニヤっとしてくれたので、それだけでやったかいがあるというものだ…。 ところで、10月は4年生に新美南吉だ。私はこんども読まないのだけど、図書館でたまたま見つけた平凡社の「別冊太陽」の新美南吉特集号を借りて読んだらこれがけっこう面白かっ…