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【こうきょうせいさく】
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国家機能と制度設計の再定義――クラファン型政治システム(後編)

私は前回、国民主権の理想を叶えるためには、『国民が予算を握ること』である、と整理した。 国の主権を握るという事は、予算管理の権限を握る事である――美しい理想とは言い難いが、生々しい現実であることは間違いない。 だが、同時に思うのだ。 生々しい現実は認めねばならないが、同時に、掲げるべき理念もまた、軽視してはならない、と。 例えば、『予算の決定権』は、どうしても平等とは言い難い。 富裕層ほど、大きな決定権を持つことになるし、それは『負担の累進性』を考えれば、避けることは出来ない問題と言える。 だが、民主主義は『政治参加における国民の平等』を理想としている。 予算の現実と、理想の実現、そのバランス…

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民主主義が形骸化する理由は「予算権」の独占にある ――クラファン型政治システム(中編)

前回私は、現状の民主主義を、その機能から“選挙主義”という名前で定義し、その問題点を整理していった。 代表に相応しい人間が、候補者にいなかったら? 現状の仕組みは、国民の意思を政治に反映する物になっているか? 問題ある代表が選ばれたとき、静止する仕組みは機能しているか? そもそも『国民が選んだ』を免罪符に、好き放題できるようになっていないか? あらゆるレベルにおいて、現状の“選挙主義”は構造問題を抱えていた。 だが同時に、それがこれまでの社会において、一定の合理性を持っていたことも認めている。 政治権力に安全装置を付けると、それ自体が権力化してしまう、という際限のない問題が発生してしまう。 な…

視覚障がい者と言論の自由

つづきを展開 nainaiteiyan.hatenablog.com 目の見えない人々と言論の自由について。現段階で彼らがアクセスできるメディアはどこに限られますか。全てあげてください。 視覚障害者(目の見えない人々)がアクセスできるメディアは、技術の進化により多様化していますが、現段階(2025年現在)でも情報への完全なアクセスはまだ課題が残っています。以下に、彼らがアクセス可能な主なメディアの種類を「形式」ごとに分類して、できる限り網羅的に挙げます。 ■ アクセス可能なメディア一覧(2025年時点) 1. 音声メディア ラジオ(AM/FM/インターネットラジオ)→ 視覚に依存せず情報取得が…

【成田悠輔】EBPMなんて忘れろ?成田悠輔が暴く「データ政策」の未来とヤバすぎる現実

“退屈な話”が一転、22世紀のEBPMへ──成田悠輔の予言する未来の公共政策 冒頭の皮肉と導入:退屈から始まる衝撃のプレゼン 冒頭、「ご期待には添えない退屈な話をする」と自己紹介した成田悠輔氏は、政策関係者や研究者が集まる会場を相手に、痛烈な皮肉とユーモアを交えた語り口で講演を始めます。テーマは「22世紀のEBPM(Evidence-Based Policy Making)」──すなわち「証拠に基づく政策立案の未来」です。 その問題提起はこうでした。「今のEBPMとは何か?」を調べるべく、霞が関のホームページで「エビデンス」「EBPM」などを検索してみたところ、大量のPDFが出てきただけだった…

【完全自動運転】日本が今すぐ整備すべき3つの制度とは?

✅ 1. インフラ整備の即時着手 信号機のデジタル化、5G通信網の拡張、高精度地図の整備、道路標示の更新などを国家プロジェクトとして一斉に開始。 これは建設・通信・IT・自治体を巻き込んだ“未来型公共事業”であり、雇用創出と地域活性化の起爆剤になります。 ✅ 2. テスラを超える車を“制度で後押し” 各メーカーに「テスラを超える車を創れ」と言うだけでは不十分。 必要なのは、制度的な後押し(税制・研究開発支援・法整備・市場創出)です。 たとえば: 自動運転車の公道走行を許可する法改正 EV・PHEVの購入補助金の拡充 AI整備士や次世代販売員の育成制度 自動運転自動車の特別自動車保険制度の整備 …

ナッジ理論って結局なに?そっと背中を押すだけで行動が変わる!?しろくまと学ぶ行動経済学の世界

🍯 しろくまと学ぶナッジ理論入門 ~「そっと背中を押す」だけで人はどう動く?~ 1. 🕰 起源と歴史:実は超新しい心理トリック! 2008年、リチャード・セイラー(行動経済学者)がキャス・サンスティーン(法学者)と著書『Nudge』を出版。ここで「リバタリアン・パターナリズム(自由を保ちつつ、良い方向へそっと導く)」を提唱したのが起点です。 英政府は2010年にナッジユニットを設置し、選挙投票率向上や肥満対策にナッジを活用。 日本でも自治体や企業が健康・節電・マイナンバーカード促進などでナッジ施策を採用中です。 🧸「ナッジって“ちょい押し”だけで人を変える魔法?…でも魔法使いは背後でシレッと笑…

会議体の限界と政策決定(公共政策第11回)♯放送大学講義録

-----講義録始め------ 最後に、会議体であることから来る限界も指摘しておきましょう。先ほど述べたように、近年では、政策過程の透明化の要請から審議の公開が進んでいます。しかし、この公開性は合意形成にとって足かせになることもあります。合意形成とは、言ってみれば妥協を伴う取引ですが、外の目がある中では譲歩しにくいことが想像できるでしょう。そのため、特に対立が目立つ案件では、全会一致の合意を得ることが難しいこともあります。 また、会議体の目的が実質的な政策決定、すなわち管理的な活動にまで踏み込むかどうかも関わります。政府の意向もある程度踏まえつつ、様々な利害を調整することができれば、会議体の…

諮問機関と政策形成の限界(公共政策第11回)♯放送大学講義録

-----講義録始め------- 次に、諮問機関の限界について考えます。まず、管理的活動に引きずられやすいことがあります。この諮問機関を作り運営するのが、そもそも管理活動を担う行政組織であることを忘れてはなりません。行政官たちは、これまでの経緯や業界の利害、自治体の実施体制、政治状況など、政策過程に関する専門知識も有しています。 その観点から見て、膨大な行政資源が必要となったり、自分たちの組織を揺るがせたりするような知見は、やはり受け入れられないとの判断がなされがちです。同じことは委員の人選にも言えます。学会の中で路線対立があったり、そもそも関係者が少なかったりするような分野の場合は、参集す…

専門家の自立性と政策決定(公共政策第11回)♯放送大学講義録

-----講義録始め------ しかし、注意しなければならないのは、2つの専門家を適切に組み合わせることがいつもできるとは限らないことです。ここでは、どこまで専門家や専門職に委ねるのかが絶えず問われることになります。専門家が重要だとしても、民主的な基盤を持たない専門家が決めて良いことにはなりません。言い換えれば、政策領域に関する専門家を使った判断が尊重されることを自立性と捉えることによって、どのような限界があるのか考えていきましょう。 最初に取り上げるのは、評価的活動の自立性です。評価的活動を担う組織を制度的に分離すれば、それだけで自律性が確立できるわけではありません。そのことは、例えば権力…

技術系公務員の役割と専門的リテラシー(公共政策第11回)♯放送大学講義録

技術系の職種は公務員試験全体では穴場だとも言われていた(法学部の人間は技術もへったくれもないのでうらやましくもあったのだろう) -----講義録始め----- さて、このように政策過程の中には評価的な活動と管理的な活動がありますが、両者を適切に結びつけていくことが不可欠です。 そのためには、政府外部で保持される政策領域に関する専門知識についても、ある程度は政府内部で保持する仕組みが必要でしょう。そこで鍵となるのが、技術系職員や専門職という公務員の存在です。 印刷教材の図1をご覧ください。このグラフは、各府省で将来幹部公務員となりうる人材を採用する国家公務員の総合職試験の採用区分を表しています。…


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