安田理深師の言葉を読み解く:自力と他力の逆説的な対話 安田理深師と兵頭氏の対話の本の記事を書いてきましたが、今回は、四度会った相談のうちの「一会」の補足の記事です。 【要約】安田理深「信仰についての対話1」解説|自力(二十願)から他力(十八願)への道 - 月影 この安田理深師と兵頭氏の対話は、まさに仏法の核心に触れるものですが、専門的な言葉や逆説的な表現が多く、信心のない人にとっては非常に難解に感じられる部分があります。私も数回読みました。 兵頭氏の間違いは一貫して、自分の力(自力)で仏法を理解し、救いを達成しようとする「計らい(はからい)」の心にあります。安田師は、その間違いを打ち破るために…