Raimundus Lullus 〔ライモンドゥス・ルルス〕。スペインのマジョルカ島(=mallorca=マヨルカ島)出身の数学者・神秘主義詩人・フランチェスコ会士、1235〜1315。
「アルス・マグナ」と呼ぶ特殊な円盤を用いて、異うカテゴリーに属する幾つもの概念を・数種類の真理に分配/結合させる、究極の普遍学を操った。
これは後のライプニッツを影響したし、チャールズ・バベッジ〜アラン・チューリングの自動計算機=コンピューターを考案させる源泉となっている。
また、これはユイスマンスが描いた「ルルド」の泉(;『ルルドの群集』)とは違うので、要注意。