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ヒジキ
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ヒジキ

(食)
【ひじき】

海藻の一種。

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存立危機

いま食べてるのは、オニオンスライス? スライスオニオン? 『深夜食堂』のとある回に、レバニラかニラレバかという大問題に、正面から取組んだ噺があった。 バディを組む先輩男刑事と後輩女刑事とが、連れだって来店。職務中の深夜休憩だ。一人はレバニラ炒めを注文し、もう一人はニラレバ炒めを注文する。呼吸の合ったバディだが、これだけは互いに譲ったことがない。 先刻承知之助のマスターは二人前を一緒に炒め、ふた皿に盛って出す。 「はい、レバニラ。で、こっちがニラレバ」 二人は機嫌よく夜食を摂る。好きな噺のひとつだ。 わが台所には、オニオンスライスかスライスオニオンかという問題が、かねてからあった。レバニラ・ニラ…

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ヤマまたヤマ

老人にだって、食欲の秋はある。クマやリスじゃなくたって、冬に備えての体力づくりは必要だ。 野菜を買い整えたと記したのは三日前だ。さっそく惣菜に仕立てたと記したのは一昨日だ。そして昨日と今日との三日間食べ続けて、目論見どおり麻婆茄子がめでたくヤマだ。カボチャもこれでヤマだ。つまり食べ切った。ふたつの容器が揃って、洗い場へと移動された。 外出を控えているために、このところ慢性的な運動不足気味だ。不規則生活のなかで、いささかなりとも睡眠の質を上げようと、ぐい吞みにほんの一杯、半合ほどの寝酒を飲んで就寝したりもする。結果として、二キロほど体重が増えた。あるいは猛暑の夏場が痩せ過ぎだったのだろうか。判断…

手遅れの秋

数字の偶然というものに、妙に心惹かれる場合がある。因縁や天命を感じるほど信仰的ではない。ひたすら無邪気に面白がっているだけのことではあるが。 大学祭も了り、今週中には立冬となる。歳時記に云う「暮の秋」だ。「秋惜む(をしむ)」とも云う。たんに過ぎ行く秋が心に響くというだけではなく、やり残した仕事を冬回しにしてしまったという、悔恨や腑甲斐なさの想いが強い。 とは申せ、社会生活という側面がめっきり薄くなっちまった身には、断捨離が思うように進まないだの、秋の草むしりが中途半端のままに、冬迎えの草むしりとなる破目にいたっただのといったていどのことである。またホームドクターのもとへ健康診断に伺うのを先延ば…

ありあわせ

いただきものの煎り大豆がある。大好物の菓子、というかビールの摘みだ。本来であれば。 惜しむらくは、今の私には歯がない。宝の持ち腐れである。細かく砕いて、なにかに使おうかなんぞと、漠然と考えていた。 豆ごはんににするといいですよと、従兄夫人が教えてくださった。そうか、その手があったか。 心持ち多めに水加減した米に、いつもどおり酒と刻み昆布とを按配したあと、カラカラに乾燥した煎り豆を表面に敷詰めた。一時間ほど措いてからひと粒抓んでみると、なるほど豆は、親指と人差指とでつぶせるほどにふやけている。醤油を少々差して杓文字で軽く掻き混ぜてから、炊飯器のスイッチを入れた。 大成功だ。ごく薄味の豆ごはんが炊…

また腰かける

睡眠時間と匹敵する時間を、台所で過した。南北の窓の風通しが、頼りになる陽気となったから、こんなこともできた。 七時、明るさも涼しさも、作業向きだ。草むしりを始めるに最適だ。しかし眠い。就寝予定時刻はとうに過ぎている。迷った。疲労感と眠気の誘惑が勝った。生活ゴミの袋を往来に向けて出しただけで、家に引込んだ。シャワーを念入りに浴び、寝てしまう。 十三時、開け放したままだったベッド脇の窓から吹きこむ雨に起される。慌てて階上階下の窓という窓を閉めて回る。ベッドに戻って考える。今日は外出できそうもない。 まずは米を研ぐ。初対面の米だ。水加減について少し思案する。刻み昆布と猪口一杯の酒とを投じて、小一時間…

風がご馳走

眼が醒めてみると、開け放して寝た窓から心地好い風が吹きこんで来ている。身を起すと、寝汗もたいしたことないようだ。気のせいか躰も軽い。 夏を送る。そんな言葉が、ふと思い浮んだ。 軽くは感じても、躰の芯がだるい。猛暑にあぶられた疲労が背骨や腰骨のあたりにグリースのようにこびり着いていて、急に楽になった躰に溶け出してきたかのようだ。無我夢中の危険が去った直後の、虚脱状態のようでもある。例年この季節に特有の体感である。 やれ助かった、この夏も生延びた、さて作業開始せねばと自分を奮い立たせようとしてはみても、すぐさま実行に移せない。気力の耄碌だ。 昨日は買い食いと、間食と、少しばかりの酒肴とで済ませてし…

ひと月ぶんの

記録的な大汗をかいた一日だった。 長期予報によれば、今年の残暑は長く、秋らしい秋は短くなりそうだという。となれば、心地好い秋を待っていても虚しい。行動を開始せねば。幸い猛暑とはいっても時おり風も吹き渡ってきて、暑い苦しいの一辺倒でもなかろうではないか。冷房を求めてさすらってみたり、暑いさなかを昼寝で凌いでみたり、消極的に身を処してばかりもおられまい。積極的に汗をかこうではないか! とまあ、意気軒昂そうな独り言を声に出してみたのである。 まずは、せっかく頂戴した生コンニャクを無駄にしないことだ。形と固さがしっかりした部分を、さいころに切る。ある世代にしか通じぬ形容で申せば、駄菓子屋で一個五円のビ…

豆腐ハンバーグ

作業中の雑談に「さわやか」のハンバーグが登場した。静岡のローカルチェーン、有名なファミリーレストランだ。 有名ではあるが、自分はさほど行く機会が無い。下手をすると、他県からのお客さんを連れていく以外では訪れないまま数年が経っていることもある。 食べればおいしいとは思うが、似たようなハンバーグ中心のファミリーレストランは他県にも県内にも数多くあるし、それほど思い入れもないのだ。少なくとも「ソウルフード」なんて思ったことはない。 でも今日は、帰路ずっとハンバーグのことを考えていた。帰宅中の車内で聞いていたAudible*1でもハンバーグが登場したのだ。加えて「そういえば最近はハンバーグを食べていな…

さようなら、ワレカラ。

夕方に乾物のヒジキを戻していたら、ワレカラが2匹も見つかった。薄くてひょろっとしていて、想像よりもずっと大きい。この"遭遇"は、自分にとっては一大事件だ。 ja.wikipedia.org 子供の頃から図鑑では見ているし、水族館の標本などでも紹介される珍しくはない生き物だ。「海の生き物豆知識」のようなコラムでは、古今和歌集など古典でも「ワレカラ」と書かれていると載っている。そんな身近な生物だが、現物を手に取るのは初めてかもしれない。 もちろんヒジキに付着していたのだから、一度は茹でてあるし、そのあとに乾燥を経たものだ。しかし、かなり欠落はあれど、ひと目でワレカラとわかるかたちをしていた。 大手…

古いフライパン・陸鹿尾菜

夕方、伯父が古いフライパンを持ってきた。片付けをしていたら見つけた、実はとても良いものなのだという。 正直なところ、我が家では不要である。大昔の鉄のフライパン(実はとても良いフライパン)も悪くないけれど、そのへんで買ってきたテフロン加工のアルミフライパンで十分に使いやすいので。 しかし伯父がわざわざ持ってきてくれたものを突き返すわけにはいかない。最近こういう「理由がよくわからない贈り物」が増えた伯父。しかし、悪気はあるわけではないのだ。 六月のぶりぶりぎっちょう 作者:万城目 学 文藝春秋 Amazon ウィンズテイル・テイルズ 時不知の魔女と刻印の子 (集英社文庫) 作者:門田 充宏 集英社…


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