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(読書)
【のーじっく】

Robert Nozick (1938-2002)

1938年11月16日、ロシア系ユダヤ人の移民の子としてニューヨーク市東部のブルックリンに生まれる。「十五、六歳の頃ブルックリンの通り、私はプラトンの『国家』ペーパーバック版の表紙を外側に見えるようにして抱えて歩いていた。その一部しか読んでおらず、あまりよく理解できたわけではなかったけれども、私は感激し、なんとなく素晴らしさを感じていた。年上の人がこの本を抱えている私に気づいて、感心して肩をぽんと叩いて、何か言ってくれないものかと、私はどれほど強く望んでいたことだろう」。高校時代に社会党の青年組織に加入し、コロンビア大学進学後、SDSの前進となった「産業民主主義をめざす学生同盟」の同大支部設立に関与。59年プリンストン大学大学院に進学、カール・ヘンペルに学ぶ傍ら、資本主義の本格的擁護論に触れ、自由至上主義に改宗する。62年からプリンストン大で哲学講師を務め、「社会主義と資本主義」を担当。63〜64年、フルブライト研究員としてオックスフォード大に留学。ハーヴァード大、ロックフェラー大の助教授を経て、69年からハーヴァード大学哲学教授。「ユダヤ人菜食主義協会」に所属。テレビ番組にも出演。59年に結婚したバーバラ夫人(81年離婚)との間に一男一女。87年ガードルードと再婚。主著『アナーキー・国家・ユートピア』1974年(75年、全米図書賞、邦訳・木鐸社)、『哲学的説明』1981年(邦題=考えることを考える、青土社)『吟味された生』1989年(邦題=生のなかの螺旋、青土社)、『合理性の本質』1993年。
川本隆史「プロフィール●現代の倫理学者たち」、『現代倫理学の冒険:社会理論のネットワーキングへ』創文社、所収、pp.42-3.

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