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ケストナー

(一般)
【けすとなー】

「エーリッヒ・ケストナー」に同じ

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エーミールと三人のふたご

エーリヒ・ケストナー作/池田香代子訳 2000年 岩波少年文庫版 俺ってケストナーの作品ろくに読まないまま大人になっちゃったよな、とか思って、今年になってからいくつか古本を買い求めることになったんだが、そのひとつ。読んだの最近、ああ今年買ったもの早くかたづけないと今年も終わってしまう。 エーミールって、あのエミールだよなとは思うんだが(私が「探偵たち」を読んだときはエミール表記だった)、「三人のふたご」って何だ、としか言いようがない。原題「EMIL UND DIE DREI ZWILLINGE」だから、そのまんまか(私がドイツ語習ったのは大昔だがアインツヴァイドライくらいはなんとなくおぼえてる…

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『一杯の珈琲から』エーリヒ・ケストナー(グーテンベルク21)

『飛ぶ教室』などの児童文学作家として著名なケストナーの大人向けユーモア小説です。 ドイツに住む主人公がオーストリアの友人のところへ行くのに為替規制により少額のお金しか持ち出せず、ドイツでは大名暮らし、オーストリアでは無一文で暮らすという喜劇から物語がはじまります。店で珈琲を注文して友人を待っていた主人公なのですが、いつまで経っても友人が現れません。お金がなくて困っていた主人公に救いの手を差し伸べた若い女中と恋仲になってしまいます。そこから始まる複雑な物語です。ケストナーの小説は1938年から終戦までドイツで禁書とされましたが、なぜか戦争中(1942年)にドイツで映画化されています。それ一つとっ…

点子ちゃんとアントン

エーリヒ・ケストナー作/池田香代子訳 2000年 岩波少年文庫版 『ケストナーの「ほらふき男爵」』を買ったときに、なんか、そういや俺ってケストナーで読んでないものけっこうあるよな、って思ってしまい、古本の少年版を買い求めることとした。子どもんときちゃんと読んどかないから、いまごろツケがまわってくんだよね。っつーわけで、ことし2月ころかな買ったのは、手元にあると安心しちゃってなかなか読まなかったりするんだが。 原題「PÜNKTCHEN UND ANTON」は1931年の作品。邦題の「点子ちゃん」って何だろと思ったんだが、主人公の女の子のあだ名でした、生まれてから一年ほど全然大きくなんなかったんで…

『飛ぶ教室』エーリヒ・ケストナー(グーテンベルク21)

世界を代表する児童文学でありながら、今まで読んでいませんでした。内容は、ドイツの寄宿学校の生徒たちがクリスマスまでの5日間に織り成す冒険譚です。日本で言えば中学二~三年生の子どもたちと、その先生たち、そして、敵対する実業学校の生徒たちが清く正しく、たくましく、学校生活を満喫する様が描かれています。とは言え、現在の価値観で言うと、腕白すぎる気もしますが、戦争が身近なこのころのヨーロッパでは、このくらいが丁度よかったのでしょう。特に素晴らしいのが、先生たちが、自分が子供だったころのことを忘れていないことです。そのこと自体が子供を理解する姿勢に現れています。それは、仕事でも新人だったころを忘れない、…

小説に取り上げられた音楽

小説に具体的な地名やブランド、実際にあるレストランなどが現れると、イメージの喚起力が違います。特に取り入れ方がうまかったのは、007シリーズで有名なイアン・フレミングでしょう。オーデコロンやお気に入りのシャツなどこだわりのものが取り入れられていて、ジェームス・ボンドという架空のキャラクターを個性的に感じさせることに成功しています。 さて、本日は本に登場した音楽を取り上げたいと思います。 一冊目は、以前にもご紹介したE・ケストナーの「一杯の珈琲から」 この小説は、ザルツブルグ音楽祭が舞台なので、当然コンサートの話題が登場します。主人公が訪れるミラベル公園やカフェなど、観光地小説といってもいいでし…

久しぶりに本の話と放りっぱなしの性格について

「エーミールと探偵たち」で有名なドイツの作家E・ケストナーには、大人向けのユーモア小説が3つあります。1933年から1938年にかけて出版されたもので、エーミールシリーズをそのまま大人向けにしたようなほのぼのした作品ばかりです。でも、1933年は、ナチス党が躍進しヒトラーが首相になった年です。検閲が厳しくなる一方の時代、現実離れしたユーモア小説をなぜケストナーが書いたのか、いろいろな説があります。リベラル知識人で世界的に有名だったケストナーは、ナチスからそうとう煙たがられていたらしいです。出版順に紹介すると。「雪の中の三人男」「消え失せた密画」「一杯の珈琲から」となります。今回ご紹介するのは、…

エーリヒ・ケストナー「飛ぶ教室」

エーリヒ・ケストナー「飛ぶ教室」とサリンジャー「キャッチャー・イン・ザ・ライ」の雰囲気が似ているな、と思いながら読みました。 共通点・クリスマス前の数日間の出来事。・学校の寮での集団生活。・10代の少年(たち)の悩みや葛藤を描いている。 年齢が少し異なります。「キャッチャー・イン・ザ・ライ」のホールデン・コールフィールドくんは17歳。「飛ぶ教室」の主人公たちは14歳くらいでしょうか。その分健全です。 気になるのがケストナーとサリンジャー。同時代に生きていた二人は出会ったことがあるのでしょうか。戦中、戦後のドイツとアメリカ。ドイツ人とユダヤ人。状況的に無さそうですが、想像するだけで楽しそうです。…

人生処方詩集

タイトルに惹かれケストナー「人生処方詩集」を開きました。大正解!大笑い。そして、しんみり。序文と使用法も最高でした。 若い頃、私にとっては大変すぎると感じた仕事からテンポをゆるめて「お大事にして下さい」が挨拶がわりの仕事に変えた時、ピリピリしたものが取れて、自分の気持ちが随分和らいだのをよく覚えています。 この詩集、はからずも人生の苦さを知ってしまったすべての人たちへの〈読むクスリ〉ですって。自分自身に「お大事にどうぞ」と声掛けするつもりで読んだら楽しそうです。笑えない状況を笑える力もいただけてしまう。 家事であっても対外的な仕事であっても、接する人や物に対して、そんな風にやわらかな気持ちを込…


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