私たちが暮らす日本の年金基金や保険会社が運用する巨額の資金。その一部が、ロンドンやニューヨークのオフィスビル、あるいは欧州の最新鋭の物流施設といった、海外の不動産に投資されていることをご存知でしょうか。長引く国内の低金利環境を背景に、日本の機関投資家はより高いリターンと分散を求め、国境を越えた不動産投資へとその視野を広げています。しかし、海外の不動産市場は極めて専門的であり、現地の深い知見なくして成功はありえません。このギャップを埋めるのが、世界的な資産運用会社の日本拠点です。 今回は、1931年に英国で創業した欧州屈指の資産運用グループ「M&G」の不動産投資部門の日本法人、M&G Real …