豊臣秀吉は偉かったのですよ。 何でバテレンを追放したのか？それは日本人を護る為でした。 伴天連＝バテレンとは、Padre パードゥレ＝神父/ が訛った言葉の様です。 Padreは伊語では「お父さん」のことです。ポルトガル語もラテン系の言葉ですから同じな様です。 つまり、「神父追放令」ですね。 天正遣欧少年使節についての話は、NHKで放送されたのを見ましたが、少年たちは、日本人の奴隷売買の様子を見て驚愕したそうです。特に、女性の性奴隷売買では、「秘所を丸出しにされて、鎖に繋がれていた」と言う描写に絶句しました。 16世紀 天正遣欧少年使節 天正十年（一五八二）二月、天正遣欧少年使節がイエズス会巡…

みなさん、こんにちは。ハルです。 それでは、九州長崎の旅後編です。 今回は、 五島列島編 隠れキリシタンが多く住み、宗教を現在まで語り継いでます。 五島列島へはジェットフォイルで行きましたが、 一番大きい福江島には空港があるので、さまざまなアクセス方法があります。 また観光についてですが、 数人で行く場合は観光タクシーがいいですね。 私は、１人でしたので、観光ツアーを申し込みました。 １０人ほどのメンバーで島を巡りました。 結構１人できている方が多かったです。 教会を数ヶ所巡りました おごそかな雰囲気です。 堂崎教会の近くには有名なアイスクリーム屋さんと名物おばあちゃんがいます。 ツアーのみな…

今回は宗教アレルギーを元々持っていた筆者が、クリスチャンであるRAPTさんのブログを学び続けるもう一つの原点について、記事にしたいと思います。 筆者の両親は元々熊本県天草市が出身地で、筆者も子供のころから天草の親戚を父と回っておりました。天草というと、日本の歴史に出てくる天草四郎を思い浮かべます。 天草四郎 - Wikipedia 日本の歴史に出てくる天草四郎（本名：益田時貞）といえば、江戸時代初期のキリシタンで、島原の乱を起こし、一揆軍の総大将として、幕府軍と戦った人物です。 そして、その江戸時代、日本においては、キリスト教を禁じるキリスト教禁止令が交付され、キリスト教徒に対して仏教に強制改…

文学部でマカオの話を聞いたので、そのときにきいたサイトを紹介します。 UTokyo BiblioPlaza - 宣教と適応 https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/personal/fuyuko/kaken/monsoon.html 「モンスーンプロジェクト」という歴史研究者のつどい。 ここにいる中砂氏は Kyoto University Research Information Repository: マカオ・メキシコから見た華夷変態 世界周遊記 – 日本関係欧文史料の世界 ここに引かれる 榎一雄 『商人カルレッティ』大東出版社、1984年は 榎一雄著作集 第6巻 (東西交…

2020年に行った栄国寺の切支丹遺蹟博物館（こちら）は、大須の近くにあります。長崎五島でキリシタンの歴史に触れたばかりなので、また行ってみました。長崎の日本二十六聖人記念館を訪れた時（こちら）、殉教者の出身地が尾張や伊勢が多かったことも気になっていました。立派な構えです。かなり新しいですね。こんな石碑がありました。前は気が付かなかったな～。イエズス会のマークですね。先に、外にある石碑を見に行きましょう。裏側。これで全文読めるでしょうか。殉教者がたくさん出たようです。ケース入りの十字架が入った墓石。明治十一年となっていて、新しいものです。享年二歳。殉教とは関係ないと思われます。木がもこもこ生えて…

小西摂津守*1志岐・天草*2之奴原*3令成敗二付、為加勢差遣佐々平左衛門*4之由尤候、自分*5相越、不残申付両島*6を、首可差上旨被仰出候、人数*7入*8候事候者、摂津守申次第、其方も同前可相勤*9候也、 十一月十一日*10 朱印 加藤主計頭殿へ*11 （四、2734号） （書き下し文） 小西摂津守志岐・天草の奴原成敗せしむるにつき、加勢として佐々平左衛門差し遣さるの由もっともに候、自分相越し、残らず両島を申し付け、首差し上ぐべき旨仰せ出だされ候、人数入り候事にそうらわば、摂津守申し次第、其方も同前相動くべく候なり、 （大意） 小西行長が志岐・天草のやつらを攻めるにあたり、加勢として佐々平左衛…

私たちは、踏み絵といえば、キリスト教信者を見つけだす手段というふういうに考えていますが、実に、日本人はそれをお祭りにまでしてしまっていたことを知りました。 吉村 昭 著「ふぉん・しいほるとの娘」（新潮文庫）の中に出ています。 あの時代のキリスト教信者に対する処罰の残酷さはよく聞きますが「祭り」とは？ 18世紀中頃には、長崎の正月行事の一つとなり、長崎奉行所では毎年正月（旧正月）に、町順に絵踏みを行うことが正月行事の一つであった。 このことから「絵踏」は、春の季語とされている。（ウイキペディア） 奉行所に人が集まる、商売ができると「踏絵」の日には市が立つようになりました。そして、「絵踏」が終ると…