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オフショア銀行

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オフショア銀行の作り方⑫最後は気合いで乗り切る

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ これまで11回にわたって、オフショア銀行の作り方について、(少しだけ)専門的に解説してきました。個別にお問い合わせいただいた方へ有料コンテンツとして提供することも考えましたが、「公益性」と「選別」の観点から、無料公開させていただきました。 ここまでシリーズを丁寧にお読みいただいた方は、オフショア銀行がどのような目的で設立され、どのようなポイントで運営されているのか、垣間見ることができたのではないかと思います。 オフショア銀行も国際金融ネットワークの一部ですので、すでに海外口座をお持ちの方でしたら、良い悪いにかかわらず、思い…

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オフショア銀行の作り方⑪気になるお値段は?

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ オフショア銀行の設立や運営に関する費用は、設立される法域、ライセンスの種類、事業規模、提供するサービスの範囲によって大きく異なります。 依頼される事務所によっては、固定料金でサービスを提供する場合もあれば、時間単位で請求する場合もあります。着手金と成果報酬が併用されることが多いでしょう。 一般的な平均費用を提示するのは難しいですが、値段はどうしても気になると思いますので、安く始めたい方向けにざっくりと目安を示します。 1.イニシャルコスト 事前相談料:5,000から100,000 USドル程度(ビジネスモデル作成および法域…

オフショア銀行の作り方⑩競争優位性を生み出す

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ グローバルレベルで競争の激しいオフショア銀行業界において、生き残り、発展を続けるには、競争優位性を作る必要があります。 といっても、開設して間もない小さなオフショア銀行には、堅牢な顧客基盤も、巨額の資本も、先端技術もないので、優位性はありません。最初から都合よく差別化するなんて、現実には無理です。小手先のポジショニングマップは通用しません。 しかし、そんな新参者でも、次の3点を守れば、自然と競争優位性を獲得できるようになります。なぜなら、多くの競合はこれらを守り続けることができないからです。200年続くオフショア銀行業界の…

オフショア銀行の作り方⑨コンプライアンスを整える

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ オフショア銀行に限らず、コンプライアンスという言葉を耳にすることが多いと思います。そもそも、コンプライアンスとは何でしょうか? コンプライアンスとは、法令遵守のことで、企業や組織が法律、規制、ガイドライン、内部規則などの外部および内部の規範に従う実践やプロセスを指す広い意味の言葉です。これには、事業運営に関する法律や業界標準、企業倫理、社会の期待なども含まれます。 コンプライアンスの目的は、リスクの管理と軽減、法的責任や制裁の回避、企業の評判や信頼性の維持です。 オフショア銀行のライセンス審査(申請および維持)におけるコン…

オフショア銀行の作り方⑦法律と規制を調査する

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ 1.法域の選択 これまでたびたび説明してきたように、オフショア銀行は、その銀行が設立されている法域外にサービスを提供する金融機関です。税制が有利なことやプライバシーの高さが特徴で、個人や企業の資産管理、貯蓄、また多国籍企業の財務最適化のために利用されます。 そのため、税負担が低く、銀行の秘密保護法が強固で、国際ビジネスのニーズに応えることが出来る制度が整っていることは、オフショア銀行を設立・運営する上で、重要な評価軸です。2024年現在では、CRS (Common Reporting Standard)、FATCA (Fo…

オフショア銀行の作り方⑥資本計画を作る

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ 主要オフショア法域におけるオフショア銀行設立では、厳格な資本計画審査と自己資本規制要件を充足する必要があります。 1.資本計画審査資本計画の審査には、銀行が実行可能かつ持続可能なビジネスモデルを有しているか、および潜在的なリスクに対し適切な資源を持っているかを確認するプロセスがあります。 新規に設立する銀行には、最低でも数十万ドルから数百万ドルの初期資本が必要とされます。法域、業務の範囲やリスクプロファイル、規制当局の要件に応じて、追加の資本が要求されることがあります。 その上で、資本計画には、運用が開始された後の業務の成長…

オフショア銀行の作り方⑤リスク管理体制を作る

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き⇒ オフショア銀行の設立時の審査には、リスク管理体制の要件があります。 設立するオフショア銀行の所在国の規制当局や国際的な基準によって異なりますが、一般的に以下の要素が求められます。 1.ガバナンスと管理体制:オフショア銀行の経営陣や役員の経験と専門知識の評価役割と責任が明確に定義されたリスク管理チームの設置リスク管理に関するポリシーやガイドラインの策定と実施リスク委員会や監査委員会の設置 2.クライアントデューデリジェンス(CDD)とKYC(Know Your Customer):顧客の身元確認と信用力の評価を行うためのCDD…

オフショア銀行の作り方③市場を分析する

kaigaihoujin.hatenablog.com 前回のつづき⇒ 1.市場分析において何より重要なのが顧客理解です。 オフショア銀行の顧客は多様であり、国籍、職業、資産内容、資産規模、年齢、家族構成などによってニーズが大きく異なります。本当の顧客ニーズは、オフショア法人を設立してから、コミュニケーションを通して学ぶ必要がありますが、一般的な傾向をいくつかご紹介します。 ・高所得者の個人投資家この顧客層は、数百万米ドル(数億円)規模の資産があり、資産保全や資産増加を目的としてオフショア銀行を利用します。株式、債券、投資ファンド、不動産などの多様な資産クラスをすでに保有していることが多く、国…

オフショア銀行の作り方②事業計画を作る

kaigaihoujin.hatenablog.com 手続きや費用、おすすめ法域について一方的に問い合わせを受けることが多い中で、ビジョンや成長戦略を示せる方には好感が持てます。色々考えて準備する意欲が見えると、真面目に回答する気になります。弊社だけではなく、すべてのオフショアサービスプロバイダーにとってそうでしょう。 ということで、今回は、専門家から詳しく回答がもらえるように、オフショア銀行設立の事業計画の作り方について書きます。 1.事業目的とビジョン オフショア銀行が少々特殊なビジネスとはいえ、事業には変わりありません。普通のビジネスと同じように、事業計画の最初の段階で、事業目的やビジ…

オフショア銀行の作り方①オフショア銀行とは?

毎年数件オフショア銀行を開設したいという問い合わせを受けます。 単純に儲かりそうとか、他の事業との相乗効果を狙いたいみたいな経済的な動機もあれば、世界平和のためとか独立国を作りたいみたいな、弊社の能力の範囲を大きく超えるものまであります。 オフショア銀行を開設するには、多くの要素が関与します。法域や時期によって、従うべき法律や規制も異なる場合があります。 これから数回に渡って、専門家として、多くの場合で共通する基本的な手順を示していきます。 第1回は、そもそもオフショア銀行とは何か?その業務内容を理解するところから始めたいと思います。 オフショア銀行とは、顧客の本国外で設立された銀行のことを指…


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