アンネの日記の増補新訂版です。 普通に出版されている「アンネの日記」は他人が関心を持たなさそうな家族の辛辣なやり取りやグチ等をばっさり切り取ったスッキリまとめた本ですが、この本は削除せずにしっかり読むことができます。 普段のアンネの日記を読んでいた人ならばこの本を見たらぎょっとするのではないでしょうか。 分厚い辞書並みです。この本は595ページ以上もあります。 読んでみると隠れ家での生活がとてもよくわかるのですが、とにかくグチが多いです。 母親へのグチが特に多く、アンネは母親が大嫌いだったのだな…とわかりました。 いくら家族でもそこまで言わなくても良くない?というほどの言葉を母親にぶつけていま…