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太宰治
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太宰治

(読書)
【だざいおさむ】

(1909-1948)

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作家 小説家

本名:津島修治
青森県下有数の大地主の子に生まれた。父・源右門は衆議院議員、貴族院議員。17歳頃、習作『最後の太閤』を書き、また同人誌を発行。作家を志望するようになる。弘前高校時代には泉鏡花や芥川龍之介の作品に傾倒する。

同人誌『細胞文芸』を発行すると辻島衆二の名で作品発表、井伏鱒二に指導を受ける。このころは他に小菅銀吉、または本名でも文章を書いていた。東京帝国大学に入学し、以降井伏鱒二に師事。
1933年(昭和8年)、短編『列車』でデビューし、この作品で初めて太宰治の筆名を用いる。処女作品集『晩年』を上梓してから入水自殺の日まで、多くの小説・随筆を書いた。

39年の生涯で5回自殺を図り、1948年(昭和23年)に玉川上水における愛人(山崎富栄)との入水心中により生命を絶つ。二人の遺体が発見されたのは、奇しくも太宰の誕生日である6月19日のことであった。この日は桜桃忌として知られ、三鷹の禅林寺を多くの愛好家が訪れる。太宰治の出身地・青森県金木町*1でも桜桃忌の行事を行っていたが、生地金木には生誕を祝う祭りの方がふさわしいとして、生誕90周年となる1999年(平成11年)から「太宰治生誕祭」に名称を改めた。

生誕100周年となる2009年、弘前大学(青森県弘前市)の前身、官立弘前高等学校に入学した当時の未発表写真が見つかり話題となる。
写真は大学付属図書館の「昭和二年四月入学写真帖」と題するアルバムから発見された。

作品

 海豹(1933)
 魚服記(1933)
 思ひ出(1933)
 逆行(1935)
 ダス・ゲマイネ(1937)
 愛と美について(1939)
 新ハムレット(1939)
 女生徒(1939)
 富嶽百景(1939)
 女の決闘(1940) 
 駈込み訴え(1940)
 走れメロス(1940)
 東京八景(1941)
 待つ(1942)
 正義と微笑(1942)
 右大臣実朝(1943)
 惜別(1944)
 津軽(1944)
 冬の花火(1946)
 斜陽(1947)
 人間失格(1948)
 如是我聞(1948)
 桜桃
 グッド・バイ(未完成1948)
 


 二十世紀旗手
 お伽草紙
 もの思う葦
 美少女
 トカトントン

*1:2005年3月28日からは合併により五所川原市

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