大阪短期滞在。昼はとうに過ぎた午後の遅い時間帯。ちょっと腹に入れたいなと”むしやしない”に訪れたのは曽根崎にある「瓢亭」。通し営業なのが有難い。創業は昭和27年(1952)とのこと。大通りから入った路地に風情ある屋根付き看板が見えた。暗くなったらもっといい雰囲気かも。店内は暗くて落ち着いた雰囲気。店内にも瓢箪柄の暖簾が下がっている。年配の給仕女性が数名。半端な時間帯ではあったが店内は盛況だった。土間のテーブル席に腰掛けお願いしたのは、こちらの名物「夕霧そば・1斤」。蕎麦を”斤”とは珍しい数え方だ。給仕女性に「卵入れてもいいですか?」と訊かれたが、どういう状態で供されるか分からなかったので、念の…