欲望が理性を超え、資本主義が狂騒と化す 実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの半生をモデルにした実話映画。成功した人生は、いつの間にか欲望にまみれ、膨張し制御を失い、金と快楽を競い合う。狂気と笑いの間で描かれるのは、資本主義の行き着く先。それを体現した人間の姿を説教ではなく祝祭として描き、歪んだ現実を浮かびあがらせる。この記事では、「ウォール街」「ウォール・ストリート」に続くウォール街3部作として読み解く【永久保存版】。 目次 【映画ウルフ・オブ・ウォールストリート】作品概要 【映画ウルフ・オブ・ウォールストリート】なぜ3部作目の位置付けなのか 【映画ウルフ・オブ・ウォールストリート…