二月末、古井由吉逝去の報があった*1。大学生時分に授業でお世話になっていた寮美千子さんに連れて行ってもらって、風花の朗読会に行ったことがあり、そこで寮さんの紹介で本にサインをもらったことがある。何か話したかも知れない。何も覚えてない。そして…
ため込んでいた木村作品をまとめて読む。 『イサの氾濫』 イサの氾濫作者:木村 友祐発売日: 2016/03/07メディア: 単行本表題作は、東京で転職を繰り返してた男が震災を機に地元東北で荒くれ者として知られていた叔父イサについて調べながら、東京からもこぼ…
『深紅の碑文』 深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)作者:上田 早夕里発売日: 2013/12/19メディア: 単行本『華竜の宮』の姉妹篇。人類に迫る、プルームの冬と呼ばれる地球凍結の危機を目前にしたなかで、救援団体、反抗する海上民、ロケット…
東條慎生。季刊「未来」に後藤明生論を連載(2016-2017、全六回)。幻視社のサイトで後藤明生レビュー、向井豊昭アーカイブ、鶴田知也ノートを公開しています。共著に『北の想像力』『アイヌ民族否定論に抗する』『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち』。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。