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病室のすみっこから~今日も病院は平和です~

「病院ってこんな場所なんだ!」という驚きや、「それな!」という共感を届ける医療系ブログです。

【不条理】医師の「あとで行く」は幻だった件について

~今日も待ち人は来たらず~

こんにちは。「病室のすみっこから~今日も病院は平和です~」へようこそ。
今回は、看護師が日常的に遭遇する“ある現象”について語ります。

そう、それは――
医師の「あとで行く」詐欺。

誰もが一度は経験したことがあるこの現象。
新人からベテランまで、全国の看護師たちが**「あれ…また来ないやつじゃん」**と心の中で叫んだ瞬間。
今日はそんな“医者待ち地獄”を、笑いと涙を交えて振り返ってみましょう。


あるある①:電話で「あとで行くわ」→たぶん来ない

ナースステーションでの電話応対中、医師に患者の件を依頼。
「あとで行くわ」と言われて、素直に「わかりました!」と返事をするも、そこから時計が進むばかり…。

気づけば30分経過、1時間経過。
記録だけが進み、医師の姿は見えず。

> 「“あとで”って、どの“あと”なんですか…」

 

この時点で、看護師たちは悟ります。
来ない可能性:80%以上。


あるある②:「あとで」の“あと”が長すぎる

「じゃああとで行くわ」って言われたから、
ナースコールも処置も調整して待っていたのに…来ない。

そして訪れる、ただひたすらの“待機時間”。
その間に予定していた作業が後ろ倒しになり、段取りが総崩れ。

なのに誰にも文句を言えず、静かにため息。

> 「先生、30分前に“あとで”って言ってましたよね?」

 

って、心の声でツッコむだけ。


あるある③:別の医師にすがる

最終手段はコレ。
通りがかりの別の医師を捕まえる。

「先生、あの件なんですが…」
「ああ、あいつまた“あとで”って言ったのか(笑)」

結局、別の医師が処理するというのも、よくある話。

もはや「あとで行く」は、現場の業務遅延ワードランキング1位と言っても過言ではない。


あるある④:「来た!」と思ったら違う部屋に行く

ついに姿を現した!
「やっと来た!!」と思ったその瞬間。

医師はノートパソコン片手に、まさかの別の病室へ。

看護師「えっ……ちがう部屋!? マジで!?」
この瞬間、全看護師が悟りの境地へと導かれます。

> “来たけど来てない”という新たなパラドックスが誕生。

 


なぜ「あとで」は信用できないのか?

もちろん、医師が忙しいのも分かっています。
緊急対応、他病棟、外来、指示出し――タスクは山積み。

でもね。

> 「“あとで”って、どのタイミングかだけでも教えてくれ…!」

 

現場では1分が命取り。
だからこそ、医師の“あいまいな言葉”が地味にキツいんです。


結論:「あとで」は期待せず、自衛する

看護師としてできることは――
「あとで」という言葉を聞いたら、“来ない前提”で動くこと。

処置の段取りは自分で先に組む

違う医師に頼める選択肢を確保しておく

記録に“○時△分 電話連絡済”と証拠を残す


それが、自分を守る最善策なのです。


まとめ:先生、今度っていつですか?

医師と看護師は、チーム医療の大切なパートナー。
でも、“言葉の温度差”が現場の混乱を生むこともあります。

せめて「あとで行く」には
「あと30分後に」「処置が終わってから」「○時には」など
ちょっとだけでも“具体性”をくれたら、助かるんです。

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