大阪の繁華街といえば、大阪・梅田周辺の「キタ」と、難波周辺の「ミナミ」が代表的です。私がよく行く異国飯屋は「キタ」にもあるけれど、難波や日本橋あたりの「ミナミ」にも、まるで外国にいるような気分になるお店が結構あります。特に、ガチ中華が多いですね。
ただ、難波や日本橋、道頓堀などは国内外の観光客が訪れるので、時間によっては人でごった返しています。1人ならまだしも、複数人のグループで歩くのは難しいかもしれません。
なので今回は、大阪の中心街から少し外れた場所にある異国飯屋を紹介。天王寺や難波から南海電鉄、JR、地下鉄で行ける大阪市南部の住吉区、東住吉区、平野区、それから堺市堺区と西区のお店を取り上げます。
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大阪市の最果てにあるマレーシア料理屋
このエリアには特徴があっておいしい異国飯屋があり、大阪に行くたびに「これはいいなあ」と思いながら通っています。
まずはJR阪和線・杉本町駅の周辺にあるマレーシア料理屋「アジア料理ハートクイジン」。日本にあまりないマレーシア料理屋が、大阪市の最果てにあるんです。
チャーハン系のナシゴレンや、ご飯と鶏肉がセットになった料理などを出してます。どの料理も値段は1000円前後。お客さんも店員さんもマレーシアやインドネシアの方が多く、みなさんフレンドリーです。ただ、ガチなマレーシア料理なので、なかには辛い料理もあります。その点だけご注意を。
お店の上階ではイスラム教について学べる場所も
お店の上階にはムスリム向けの売店と礼拝堂があり、さらに上階にはイスラム教を日本人に教える「ジャパンダアワセンター」というのがあるんです。それも、このお店の面白いポイントです。
食事を食べたついでに、店員に一声かけて上階の「ジャパンダアワセンター」に行ってみるのもよし。邪魔にならない形で礼拝堂を見るのもよし。
「ジャパンダアワセンター」は東南アジアのイスラム教を知ってもらうための場所なので、担当者がいろいろと教えてくれます。
僕自身グループでお邪魔して話を聞いたのですが、プレゼンがなかなか興味深かったですよ。グループで行く場合は、事前に伝えておくのが良さそう。