MLBのフリーエージェント(FA)市場に衝撃が走った。メッツからFAとなっていたスラッガー、ピート・アロンソ一塁手が、ボルチモア・オリオールズと5年総額1億5500万ドルの契約で合意したことが、現地時間10日(日本時間11日)、複数の米スポーツメディアによって報じられた。フィジカルチェックを経て正式決定となる。
Orioles, 1B Pete Alonso reportedly agree to 5-year deal, per multiple reports includingMLB's@Feinsand.pic.twitter.com/joQjttQhXG
—MLB (@MLB)December 10, 2025
2019年に新人史上最多の53本塁打で本塁打王に輝き、通算264本塁打を誇るアロンソは、今オフのFA市場における最大の目玉打者だった。
メッツとの再契約も有力視されていたが、オプトアウト権を行使して市場に出ると、若手有望株を擁しつつも、長年の課題であった打線の「核」となる強打者を求めていたオリオールズが獲得に成功。
メッツのオファーを上回る大型契約で、東海岸のライバルチームへの移籍を決断したかたちだ。
アロンソは2025年シーズン、メッツで162試合フル出場を果たし、打率.272、38本塁打、126打点、OPS.871とキャリアハイに迫る成績をマーク。
通算キャリアスタッツでは、264本塁打、OPS.857。ナ・リーグで新人王(2019年)、本塁打王(2019年)、打点王(2022年)に輝いている。

2023年にAL東地区で最下位に沈んだオリオールズにとって、打線の中軸を担うベテランのパワーヒッターの加入は、チームの若き才能たちを支える上で極めて大きい。
この大型補強は、オリオールズが本格的に常勝軍団への道を歩み始めたことを示す証だ。
アロンソの去就決定を受け、FA市場に残る他の大物野手たちの交渉も一気に加速する見込みだ。
特に、同じ一塁も守れる可能性を持つ日本の村上宗隆内野手や岡本和真内野手のメジャー移籍交渉に、大きな動きが出ると予想されている。
その他、FA市場には大物投手では今井達也、フランバー・バルデス、内野手ではボー・ビシェット、アレックス・ブレグマンらが残っており、彼らの動向も今後の焦点となる。
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fc2ブログで2013年から始めた『メジャーリーグ物語』というブログをここに移しました。
以前に某スポーツ専門誌の記者をしておりました。
メジャーリーグは野茂英雄が渡米してからのファンです。
プロ野球は近鉄ファンとして日生や藤井寺球場に通いました。
若き日に大阪球場のライトスタンドで江夏の21球を目撃、鳥肌が立ったのを今でも覚えています。
このブログではそんな感動のドラマを伝えることができれば嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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