14MAR.
何一つも救えない人達には両手の中、灰と涙と寡黙を
ワークショップの前にバナナスイーツのお店でおやつ仮面ライダーガヴのシータとジープのモデルは北欧神話に出てくる双子の狼スコル&ハティ。象徴が「憎しみ」と「嘲笑」って素晴らしい!それぞれ月と太陽を追っかけてるから2人のイヤリングも月と太陽モチーフなんだよね。そんなハティとスコルモチーフのイヤリングを見つけて安かったしラス1だったから買った。双子と片方ずつつける。愛と真実の悪を貫くラブリーチャーミーな敵役ナメんな(元ネタわかるかな?)、ヒーローに仕事与えてんだから感謝しろ踊ってみた【メフィスト】- YouTubeYouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtu.be
belles traces de larmes 〜美しき涙の跡〜劇場版ベルサイユのばら
今週の九条の大罪/第118審
第118審/日常の犯罪①さらっと副題が変わっている。「最悪の駆引」は出雲の紹介回だったか。車の小さなトラブルで久我にからみ、逆に拘束されている佐々木求馬。どこまでほんとうなのか、伏見組がケツモチだということで、いろいろ悪さしていたらしい。それを久我に詰められ、300万要求されて、いま曽我部が世話になっている友人の百井に電話で泣きついているところだ。ちなみに百井は出雲の息がかかっている。百井は悪態をつくが払ってはくれるらしい。大声を出す百井に曽我部はビクつく。そして、電話がかかってきたことでなしになったかとおもわれた排水溝のゴミを食べる件が復活する。ちょっとかぐだけで猛烈なにおいがするものだ。もちろん飲み込むことはできず、曽我部は吐き出す。百井はエタノールを曽我部にかけながら掃除を命じる。金本とはまた違ったサディストだな。水を渡しつつ、今度は優しく、この仕事にいかに規律が大事か、百井は語る。曽我部はなにか規律違反をしたわけではないが、排水溝が詰まったからと言ってホテルの人を呼ぼうとしたり、考えの浅さが目立つので、まず参照すべきはじぶんの思考の結果ではなく規律、つまり百井なのだと、彼は言っているわけである。百井は、テレグラムのフォロワーが5000人おり、そこでマリファナを売っている。写真をあげて、板、業者を通じて入手した預金通帳に振り込んでもらい、曽我部が郵送する、という流れだ。入金が多すぎると凍結されるから、毎回コンビニをかえるという。まめに引き出しも行う。それも曽我部。ひとを使う、とあるが、これは一般的なはなしで、たぶん曽我部が毎朝6時にいくのだろう。金本のときと同じだろうと百井はいう。曽我部のあたまにふと金本の顔が浮かぶ。マリファナの在庫が5キロをきらないよう注意しつつ、においに配慮し、倉庫も3カ月にいちど変える。百井はロレックスを曽我部にみせる。インフルエンサーのように羽振りのよさを演出し、憧れで若い子がついてくるようにするのだ。曽我部にも、いい匂いとか顔小さいとか言って、百井に憧れか尊敬の気持ちが萌している。たまには日に当たらなければいけないので、ふたりは散歩に出る。飲み物やおかしを与えて、百井はペットみたいに曽我部をなつかせる。彼らの目にうつるのは宝くじの列や寒そうな路上生活者。自分たちのようにマイナスからスタートするものは、リスクをとってとにかく行動にでなければならないと百井は言う。月500万稼ぐという百井の言葉に曽我部がたまげている。百井が曽我部を選んだのは地元で信用できるから。特に金本の罪を被って服役した件が大きいみたい。まあ、その金本は水死体になっちゃったけど、という百井の言葉を聞き、曽我部は少し笑うのだった。百井はそれを見たっぽい。配送と回収を任され、百井が去っていく。かんたんな仕事を終えて、じぶんが弾かれた、前科者憧れの現場作業員を見下ろしながら屋上でビール。だがもちろん捕まる恐怖へある。さて、同じ日かどうかはわからないが、百井が300万を持って久我のもとへ。壬生自動車整備工場である。無事佐々木求馬は解放。なぜそんなやつをと久我に聞かれている。地元の腐れ縁だと。久我はあらわれた宇治に金をわたそうとするが、久我のシノギということになった。それよりなぜ壬生の工場に久我がいるのかである。工場には従業員もいたので、久我は九条に相談に行ったらしい。だが、相談するまでもなく、工場は久我の預かりなのだった。つづく煽りによれば、このはなしのどこかに盲点があるらしい。工場は父親から相続した壬生が所有者。だが行方不明になる前に信託契約を結んでおり、管理人が九条になっているということだ。で、こういうときは久我に任せるように手続きされていると。描写ではたしかなことはわからないが、久我は信託契約のくだりは宇治に話していないっぽい。九条に相談にいき、任せていると。不動産のはなしは苦手で、わからないが、このどこかに、あってはならない、あるはずがない状況があるのかな。あるいは、法律のはなしではない可能性もある。表向き、壬生は九条を売ったことになっている。そんなふたりが裏で通じているはずはないという目くらましだが、そんな関係なのになぜ信託契約を?ということにはなりうるかもしれない。さて、久々のしっかりした曽我部描写だった。今回のあの笑みは、弱さと無垢さは等号で結ばれないということだろう。「弱者」は、本作では非常に重要な概念だが、その内実はこの語を受け取るものの経験や直観に揺れるものだ。九条と蔵人との対比においては、これは語のとりこぼす「見えないもの」ということになる。この語のままだと、たとえば半グレとかも含まれてしまうし、げんに九条は含めているのだが、これは第一には弱者を指すものである。こういうものを、九条は見捨てない。しかし、こうしたことを劇的に演出したとき、「弱者」が一種の清浄さを帯びることがあるのである。ぼくにしても、笠置雫はともかくとしても、今回のような曽我部の描写にはじゃっかん戸惑うのである。弱いことは、無垢を意味しないのである。転じて、誤ってはいけないことだが、九条は曽我部やしずくが無垢だから助けるのではないのである。このあたりは薬師前などは言い分があるかもしれず、聞いてみたいところだ。ひとは、最初から悪なのか?それとも社会がそうさせるのか?興味深くはあるが、九条にはあまり関係のないことでもある。もちろんモチベーションには関わるだろうが、仕事人間・九条にはモチベーションなどというあいまいな動機もない。ただすべきと考えることをするだけなのだ。ではなぜここで曽我部の笑みが挿入されたのかというと、くりかえしになるが、我々が誤らないようにである。九条は正義を行っているのではない。守るべきこの世の清きものを守るのではない。ただ、見えてしまうだけなのだ。そうして、作品が描くところがぎりぎり法的視点を保つことになる。今回の笑みは、曽我部を描いたというより、九条の立ち位置を明らかにするものなのである。それにしても曽我部はいじめっこを引き寄せる男だ。しかしこれは、彼らが互いに引かれ合った結果のようにもみえる。曽我部は金本の死を心底喜んでいるようだが、百井の行為は教育として受け入れているようである。理由はふたつある。ちゃんと稼げているから、そして百井の思わくどおり憧れているからだ。その金本に対しても、曽我部は同一化することで自己防衛してきた。詳細は以下。『今週の九条の大罪/第3審』第3審/弱者の一分②懇意にしている壬生の依頼で、曽我部という男を職質から救った九条。曽我部はじっさいに大麻を運んでおり、荷物を検査されたら危ういところ…ameblo.jpこのときとは暴力の質も曽我部のありかたもちがうが、いまも彼は防衛機制にしたがって百井の教育や稼ぎを肯定的に受け取っているぶぶんはあるのだろう。生そのものについてもそうかもしれない。結局不安を感じながらも悪い道にすすんでしまうことに、彼は自己責任を感じていることだろう。つまり、いまは金本ではなく、社会に同一化しているのである。百井ですらがそうしているように(あるいは曽我部の自己卑下を見越して)こんなどうしようもないじぶんが生きていくにはこれしかないと、じぶんを追い詰めてしまうのである。やはり薬師前の見解を聞きたいところだ。攻撃者への同一化とは - わかりやすく解説 Weblio辞書攻撃者への同一化とは? 攻撃者への同一化(独: Identifizierung mit dem Angreifer)[1] 、英:identification with the aggressor)とは、他者...www.weblio.jp防衛機制としての攻撃者との同一化 (identification with the aggressor) : 菅波亮介のエナジー・カウンセリング(石川県金沢市)blog.livedoor.jp↓九条の大罪 14巻 3月28日発売九条の大罪(14): ビッグ コミックスAmazon(アマゾン)九条の大罪(13) (ビッグコミックス)Amazon(アマゾン)九条の大罪(1) (ビッグコミックス)Amazon(アマゾン)管理人ほしいものリスト↓https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1TR1AJMVHZPJY?ref_=wl_sharenote(有料記事)↓https://note.com/tsucchini2お仕事の連絡はこちらまで↓ tsucchini5@gmail.com
続・ベルばらきってのあの名シーンにもつっこむ!(・ω・)ノ