久しぶりに Web から Twitter を眺めていたら、プロモツイートで「Twitter Analytics を使ってみませんか?」みたいな英語のメッセージが表示されたので、興味本位でちょっとクリックしてみたら、意外と使えそうなアクセス解析が表示されたのでメモ。
忙しくてしばらくこのあたりはマークしていなかったのですが、いつの間にかTwitter Analytics なんていうのが出来てたんですね。このあたりは有料のサービスを使っていないとサポートされないのだと思っていました。
Twitter の公式ブログを検索してみると、どうやら1ヶ月前くらいから使えるようになっていたようです。
先日、サイトに Pocket ボタンをつけてみたのですが、これがどう使われているのか一覧表で見えるようなものはないかと思って調べてみたところ、Pocket for Publishers を使うとアクセス統計が見られることが分かったのでメモ。
自分のサイトでこれを使うにはRequest Access から必要事項を入力し、画面の案内に従ってサイトの認証*1を行っておく必要があります。手続き後、1日くらい待つと 「Your Pocket for Publishers Account Is Ready!」 というメールが来れば完了です。
あとはPocket for Publishers: Dashboard を開くと、画像のようなランキングが表示されます。いろいろな解析ページがありすぎて、こういうサービスのアグリゲーターみたいなものがあったら便利だと思うんですが、誰か作ってくれませんかね。
Yahoo!Japan が再びYahoo!アクセス解析*1を始めるようです。
旧 Yahoo! アクセス解析は2009年5月にベータ版が始まった*2ものの、2011年8月でサービスを終了していました*3。
ユーザーローカル社との提携による「Yahoo!アクセス解析」提供予定について | サポート情報 | Yahoo!プロモーション広告
このたび弊社はアクセス解析ソリューションにおいて国内で実績のある株式会社ユーザーローカルとの提携により「Yahoo!アクセス解析」を開始し、広告だけでなく、自然検索、ソーシャル、お気に入りなど、全ての流入を一元的に管理できる最先端の無料リアルタイムアクセス解析ツールを提供することとなりました。
サイトにはYahoo! JAPANの広告サービスをご利用中のお客様へ原則無償で提供すると書かれているので、一般向けではなく、広告利用者の効果検証用としてリリースされることになるみたいですね。サービスの公開は2013年秋ということで、リリースまではまだ少し時間がかかるようです。
来る5月31日をもってトラックフィードとトラックワードのサービスを終了するというアナウンスが出ていました。
最近、Google Reader を始めとして、ブログブーム全盛期にリリースされたサービスが次々とサービス終了しているような感じがありますね。
平素よりトラックフィードをご利用いただき誠にありがとうございます。
2013年5月31日をもちまして、トラックフィードのサービスを終了いたします。
サービス終了に先立ち、トラックフィードへの新規登録を、2013年4月22日に終了させていただきます。
うちでも細々トラックフィードを使っているので、忘れないうちにリンクを剥がしておきたいと思います。
† 参考
Piwikという Google Analytics のようなアクセス解析ツールが面白そうだったのでメモ。
リアルタイムWebアクセス解析ツール「Piwik 1.9」リリース、トラフィック分析機能の強化などが特徴 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
PiwikはPHPで実装されたWebアクセス解析ツール。Webページにトラッキング用のJavaScriptコードを埋め込むことでトラッキングを行う。米Googleの「Google Analytics」の代替となるツールを目指しており、ユーザーは自分が管理しているサーバー上でPiwikを動かすことで、ログデータを第三者に渡すこと無くアクセス解析を行える。
Piwik 1.9は6月に公開されたバージョン1.8以来のメジャーリリースで、3つの新機能が加わった。1つ目は、ユーザーがどこから来てどこに行ったのかを追跡するプラグイン「Transition」で、検索エンジン、サイト内のほかのページ、URLの直接入力といったページへの流入経路や、ページの閲覧後どこに移動したのかといったトラフィックの流れを正確にわかりやすく表示できるという。検索に使われたキーワードやリファラ、どのページから別のサイトに行ったのか、といった詳細情報も把握できる。
ログの収集は JavaScirpt 、サーバ側は PHP/MySQL で動くツールで、ライセンスはGPLv3です。どれくらいの負荷に耐えられるのかというのはちょっと気になりますが、Google などの外の会社にログを渡したくないという場合にはいいかもしれないですね。英語のインターフェースしかないのかと思っていたのですが、ちゃんと日本語化されたインターフェースも用意されていました。デモサイトがあるので、使い勝手を確認してみると良いと思います。
これまで blog のポストを Twitter に流すのにtwitterfeed +bit.ly を使っていたのですが、今回のサービス改訂というか改悪*1*2に正直つきあいきれないので、 bit.ly を見限って新しいサービスに乗り換えてしまうことにしました。
必要な機能としてはフィード(RSS)から Twitter へのポストと短縮URLのアクセス解析のみなので、これらを両方兼ね備えているdlvr.it : feed your blog to twitter and facebookというサービスを使うようにしました。UIは英語ですが、サービスとしては単純なのでそれほど困らないだろうと思います。面白いのはポストの設定を柔軟に設定できることで、複数のフィードを1つのTwitterに流したり、1つのフィードを複数のTwitterに流すなど、サービスを m:n に対応付けることができるようになっています。しばらくはこれでいきます。
Cassandra を使ったログ分析システムがOSSとしてリリースされていた*1のでメモ。
ジェミナイ、分散KVS「Cassandra」を使ったリアルタイムログ解析システムをOSS化 - ニュース:ITpro
ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズは2011年3月3日、リアルタイムログ解析システム「Flume-Cassandra Log Processor」をオープンソースソフトウエア(OSS)として公開した(配布サイト)。大量のシステムログを瞬時に分析して、グラフィカルなレポートを作成できる。ログ保存には、OSSの分散キー・バリュー型データストア(KVS)「Cassandra」を使用する。
これはちょっと面白そうかも。これまで大量のログ分析だと Omuniture のようなものに頼らざるをえなかったわけですが、こういうプロダクトを利用すると大量のログデータをある程度自前で処理できたりするんでしょうかね。時間をとってちょっと評価をしてみたいところです。
Google Analyticsでユーザーがページに最後まで目を通したかを計測するためのプラグインが公開されていたのでメモ。
Google Analytics で読了時間を計測できるプラグイン GA Read2End | カグア!
jQueryとJavaScriptで動きますので、タグ追加で簡単に計測できます。MITライセンスとしますので、商用利用でもお気軽にどうぞ。
読了か否か、という本当の意味での直帰率の把握や、訪問キーワードと読了時間の分析等にお役立て下さい。※Google Analytics では、ページ滞在時間を次頁との時間差により算出するので、直帰の場合、正確なページ滞在時間が分からないのです。
実は先日、ウェブの解説を本当に最後まで読んだのかどうかという簡単な計測がしたかったので、同じようなモノを作ろうとしたのですが、スマートな実装にならなくて途中で挫折したということがあったのですが、これはそのままいろんな事に使えそうなので良さそうです。
ウェブのログ解析はGoogle Analytics を導入しておけば最近は十分といった感じなので、ビーコンの埋め込みや、そもそもログが外部のサーバに蓄積されるということが問題にならなければ、サーバインストール型のAnalogやAWStatsの出番はだいぶ少なくなってきました。
ところが、今回は既にファイルとして存在しているHTTPのアクセスログについて、時間軸やリファラー、アクセス元のIP別に詳細に分析する必要に迫られてしまったので、Google Analyticsは使えません。時間があれば自分で簡易DWHを作って分析したいところですが、そんな余裕もなかったのでWindows上で実行できて絞り込みが柔軟にできるようなものは何かないかと探してみたところDeep Log Analyzerという分析ソフトを見つけました。
Free Web Analytics and Website Statistics - Deep Log Analyzer Software
Deep Log Analyzer is advanced and affordable web analytics solution for small and medium size websites. You can analyze web site visitors' behavior and get complete website usage statistics in several easy steps! With our website statistics and web analytics software you'll know exactly where your customers came from, how they moved through your site and where they left it. This comprehensive knowledge will help you to attract more visitors to your site and convert these visitors to satisfied customers.
フリー版は一部制限があります*1が今回はフリー版でも十分使えました。
出張中にチラッと見て忘れていましたが、AdobeがOmnitureを買収をするようです。
Adobe,約18億ドルでWeb解析のOmnitureを買収へ - ニュース:ITpro
Adobeは自社のコンテンツ作成ツールなどにOmnitureのWeb解析,測定および最適化技術を統合し,オンライン広告,eコマース,デジタル・メディア分野に向けたソリューション提供の拡充を図る。デザイナや開発者,オンライン販売事業者などに対しては,コンテンツやアプリケーションの作成および配信の効率化を可能にし,広告主や広告代理店,パブリッシャなどには,デジタル・メディアとユーザー体験の向上により高いROIをもたらすとしている。
GoogleがUrchin Softwareを買収したのが2005年のことで、このときはGoogleがWeb広告の効果測定に利用していくんだろうというのは容易に想像がつきましたが、オーサリング用のパッケージが主力のAdobeの製品とどのように絡んでいくのかというのが気になります。
† Omniture知らなくても、2o7.netというCookie持っていませんか?
普通の人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、業務用のウェブ解析サービスでは最大手だと言ってもいいかもしれません。楽天なんかにも入っているので、知らず知らずのうちにOmnitureを踏まされている場合も多いはずです。試しにウェブブラウザのCookieを調べてみてください。多くのPCでOmnitureのトラッキング用Cookieである「2o7.net」というものが見つかるはずです。