2020 年に購入したThinkPad X1 Carbon Gen8 が古くなってきたので、新しいLenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 11 に買い換えてみました。通算、7 台目(X1 Carbonとしては 3 台目)*1の ThinkPad ということになります。
† いつものハードウェア保守マニュアルを参考に・・・
NVMe SSD は最低限のモデルとして購入しているので、これもいつも通りですが「ThinkPad X1 Carbon Gen 11 および X1 Yoga Gen 8 ハードウェア保守マニュアル」を参考にKIOXIA EXCERIA PRO SSD-CK2.0N4P/N*2 に換装して、リストアをかけました。
この薄さにもかかわらず、ビスで簡単に分解ができる作りが ThinkPad の強さだなと思います。
新型のThinkPad X1 Fold が発表されていたのでメモ。
折りたためる有機 EL ディスプレイは 13 インチから シャープ製16.3 インチに大型化されていますが、その分価格もパワーアップしていて最小構成で 54 万 2300 円からとなかなか手がでない価格になっています。
折りたたみできるという見た目的な斬新さはありますが、タブレットとして使うのであれば折りたたみの必要性はあまりないですし、ノート PC のように使うには重量も 1.28kg とそれほど軽くない上に、別途キーボードを持ち運ばなくてはならないということで、正直使い所が良く分からない製品ではあります。
折りたためる「ThinkPad X1 Fold」に新型 シャープ製パネル採用 54万2300円から(1/2 ページ) - ITmedia NEWS
CPUは、第12世代Intel Core i7/I5プロセッサを採用。メモリは最大32GB、ストレージは最大1TB。インタフェースは、Thunderbolt 4ポート×2、USB 3.2 Gen2(USB Type-C)。500万画素のインカメラも備える。バッテリーは最大14.65時間。重さは約1.28kgからで、キーボードとスタンドを装着すると約1.92kgからとなる。価格は、最小構成で54万2300円から。
2015 年から使っていた X1 Carbon Gen 3 がだいぶ古くなって来たのでThinkPad X1 Carbon Gen 8 に買い換えてみました。根っからのThinkPad 党なのでX30,X60,X200,X220,X1 Carbon Gen3 に続いて6代目の ThinkPad ということになります。
見た目的には Gen3 とあまり変わりませんが CPU がCore i7-10510U、メモリが16GB にしてあります。 USB-C ポートが付いていたり、カメラが顔認証対応していたりとインターフェースは最近のトレンドを反映してアップデートされています。
† ハードウェア保守マニュアル
ThikPad の伝統である修理のためのハードウェア保守マニュアルもこれまで通り公開されています。
† 周辺機器もいろいろと買い換えに
家でも仕事場でも有線 LAN が使いたいので、USB-C になってしまった AC アダプタと、コネクタの形状が変わってしまったイーサネット拡張ケーブル*1は素直に買い換えることにしました。
Think Pad はキーボードの完成度が高く、それが1つのウリになっています。
それを生かして Lenovo (やその前身の IBM)はThink Pad のキーボードをデスクトップ PC で使えるようにした外付けのキーボードをこれまでも発売していましたが、新型となるThinkPad TrackPoint Keyboard II が国内投入されることになりました。キー配列は現行の ThinkPad X1 Carbon Gen7/8 と同じもので、トラックポイントもついているので、X1 Carbon を使っている人は使いやすいと思います。
日本投入待望、Lenovoの「ThinkPad TrackPoint Keyboard II」 | マイナビニュース
Lenovoは1月3日(米国時間)、2.4GHz無線またはBluetoothで接続するワイヤレスキーボード「ThinkPad TrackPoint Keyboard II」を発表した。米国では2020年5月に発売となり、価格は99.99ドル。日本での発売は未定。
ThinkPad X1 Carbon のアダプターを買い増ししてみました。
新しめの ThinkPad の AC アダプタはコネクタが角形になっていて、旧式のモノと互換性がないのですが、それ以上に厄介なのがAC アダプタのバリエーションが多いこと。付属の 45W のものはThinkPad 45W AC アダプターと呼ばれるもので、質量は約 200 g。
持ち運びようにこれよりも出力が大きくてスリムなものが欲しいとなると、ネーミング的にThinkPad 65W スリム ACアダプター(画像右)を買ってしまいそうになりますが、実はこれが罠。薄さ的にはこれが一番薄いのは間違いないのですが、実はこれが一番重いのです。Lenovo 65W トラベル AC アダプター(画像左) が重さ的には 45W のタイプとほとんど変わりませんので、持ち歩き用にはこちらの方が○。
ただし、Lenovo 65W トラベル AC アダプター はメガネケーブルがなく、アダプタ部分から直接プラグが出ているタイプなので OA タップやコンセントの形状によっては他の機器と干渉する可能性があることくらいでしょうか。
もうちょっと Lenovo はアダプタのラインナップを整理しておいて欲しいですね。。。。
Lenovo 製の PC の BIOS に脆弱性が見つかったようです。
以下の Lenovo のアドバイザリでは、まだ影響範囲が明確にされていませんが、すべての ThinkPad シリーズに影響があるようです。
以下が発見者の PoC だと思われます。GitHub にコードが上がっちゃってるんですね。
Lenovo製PCのBIOSに脆弱性 -INTERNET Watch
システムマネジメントモードは、x86 CPUを搭載したPCのBIOSにおける最高権限を持つ実行モード。公表された脆弱性では、攻撃者がセキュアブートや一部のBIOSセキュリティのメカニズムを回避し、ローカルの管理者権限によってリモートからコードを実行できる恐れがあるもの。
7月に買った X1 Carbon ですが、気づいたら左奥のゴム足がなくなっていました。これまで使っていた ThinkPad のゴム足も取れやすかったのですが、これはさすがに最短記録かもしれません。
これまでのモデルでも剥がれたら1回や2回はボンドや両面テープで留め直していたのですが、今回はゴム足を紛失してしまったようなのでどうにもなりません。仕方がないのでレノボ・スマートセンター*1に問い合わせてみたのですが、その回答にびっくり。
「製品は3年保守なので、保守の範囲で対応できますが、引き取り修理になります」とのこと。X220 のときのようなパーツ送付による修理は X1 Carbon については一切対応できないと言われてしまいました。こんな対応だったら ThinkPad 買う意味も、保守の意味もないんですよね。
Lenovo が ThinkPad にも搭載しているLenovo Customer Feedback Program 64がスパイウェアであるとして騒ぎになっています。先日のSuperfish 問題では安いラインのみが対象でビジネスラインの ThinkPad シリーズは関係がありませんでしたが、今回は全シリーズが対象となっています。
対策としてはタスクスケジューラーから Lenovo Customer Feedback Program 64 という項目を探して無効化すればいいようです。
Lenovo は早速釈明をに追われていますが、利用許諾契約に記載されているというのはこの話「Lenovoのシステムにはインターネット上のサーバーと通信するソフトウェア・コンポーネントが含まれている場合がある - ThinkCentre, ThinkStation, ThinkPad全般 - Lenovo Support (JP)」でしょうかね。
X1Carbon に出戻りしてから、地味に困っていたのはスリープからの復帰時にセンターボタンが効かなくなってしまうことがあること。
これをなんとか出来ないかと思って調べてみたらC:\Program Files\Synaptics\SynTP\SynTPEnh.exe の動作不良の問題という指摘があったのでプロセスの強制終了&再起動をを試してみたところ、これがビンゴ。
ひま人の活動報告 ThinkPadのセンターボタンが動作しなくなった場合の対処法
タスクマネージャのプロセスのタグを開くとSynTPEnh.exeっていうプロセスがある。
このプロセスが動作していないのが原因で、動作させるために一度プロセスを終了する。
いちいち作業をするのが面倒なので、下記のような強制再起動ようの VBS を用意してダブルクリック一撃で再起動できるようにしました。
restartSynTPEnh.vbs
以前使っていた ThinkPad X220 には映像出力端子としてアナログ VGA と Display Port が付いていましたが、X1Carbon は Ultrabook と呼ばれる薄型 PC なので、 HDMI と mini Display Port になっています。
新しい施設ではプロジェクタ用に HDMI 端子が付いていることも多くなりましたが、ほとんどの場合は未だに VGA 出力端子です。というわけで、HDMI → VGA の変換ケーブルを用意することにしました。1個1500円もしない安いものですが、あっさりと動作させることが出来ました。