ちょっと目を離しているうちにNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S*1 が発売されていました*2。
名玉と呼ばれた F マウントのAF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED*3 よりも高性能と謳われている大口径の広角ズームです。これで Z マウントは標準ズーム(NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S)、望遠ズーム(NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S)と合わせて、いわゆる大三元が出揃うことになります。
これ、凄いのはフィルター対応してるんですよね。14-24mm F2.8G は前玉が大きく膨らんだ(いわゆる出目金)レンズだったので、このクラスはフィルターや普通のレンズキャップは付けられないものだと思っていましたが、レンズの技術も日々進化していますね。
ニコンがNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct*1 の受注について、一時休止を発表していました。
NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct はニコンの渾身の製品であり、Z マウントのレンズでは唯一の受注生産、価格は1,265,000円 だったりするので、普通のひとにはちょっと手が出ない製品のはず・・・なんですが、それなりに売れているということなんでしょうね。もちろんニコンも大量に売れるとは思っていないでしょうから、製造できる本数が限られているというのが大きな問題なんでしょうけど。
大口径標準単焦点マニュアルフォーカスレンズ「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」受注一時休止のお詫び | ニコンイメージング
「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」は、10月12日に受注を開始致しましたが、予想を超える多くのご注文を頂いた為、当該製品のお届けまでに相当の時間が掛かる見込みから、受注を一時休止とさせて頂くことといたしました。ご購入をご検討頂いているお客様には、多大なるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
来年はオリンピックイヤーなので、ニコンが一眼レフのフラッグシップ機であるD6 の開発を発表しています。
同時に大口径の望遠ズーム「AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR」も発表しています。望遠ズームとしては70-200mm f/2.8E がありますが、それより焦点距離がだいたい 1.5 倍になったような感じのレンズですね。便利そうですが価格帯的には180-400mm f/4E に近い感じになるんでしょうかね。あと、モデル名に入っている
SR というのは見たことがない表示ですが何を表しているんでしょうかね。
Nikon | ニュース | 報道資料:デジタル一眼レフカメラ「ニコンD6」および望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR」を開発
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)は、プロフェッショナルモデルとなる、デジタル一眼レフカメラ「ニコン D6」および、ニコンFXフォーマット対応の望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR」の開発を進めています。
大三元の1つである 2.8 望遠ズームの新型AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR が発表されました。
新型らしく電磁絞り (Eタイプ) になっています。驚くのはレンズ構成。18群22枚のうちEDレンズ6枚、蛍石レンズ1枚、高屈折率レンズ1枚に加えて、ナノクリスタルコートやフッ素コートも採用されていて、プロ用レンズらしく惜しみなく技術が投入されています。値段ももちろん若干アップしていますが、重さは約1,430gと若干ですが軽くなっています。
Nikon | ニュース | 報道資料:大口径望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR」を発売
「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR」は、蛍石レンズや高屈折率(HRI)レンズ、マグネシウム合金製部品の採用によって、「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ」(以下「従来製品」)に比べ約110gの軽量化を達成しました。長時間の撮影において、フォトグラファーの負担を軽減し、集中力の維持に大きく寄与します。また、防塵・防滴構造に加え、埃や水滴が付着しにくく付着しても拭き取りが容易なニコン独自のフッ素コートも採用。軽量化と耐候性の組みあわせが、ハードな撮影環境においても、機動的な撮影をサポートします。
欲しいですが、買えないですね。望遠ズームとしては80-400 を持っているので、室内で撮影しなければ問題も少ないですし。。。。
ニコンから大口径中望遠単焦点のAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED が発表されていました。
105mm で F1.4 というのはあまり見かけないスペックなんですが、ポートレート向きとかでしょうかね。
問題は重量が約985gとかなり重いだけでなく、価格も \240,000(税別)とこちらもヘビー級なところでしょうか。
発売当初は自重しようしようと思っていたわけですが、思うところがあって結局AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR を買ってしまいました。初めての大三元、かつ、マイクロフォーサーズ含めて初めての標準ズームレンズということになります。
これで 16-35mm F4、24-70mm F2.8、80-400mm F4-5.6 とズームで一揃いしたので、さすがにもうレンズを買い足す必要はなさそうです。大三元なのででかくて重いですが、AF も早くて VR もガッツリ効きます。ただ、優等生過ぎてちょっとどう扱っていいか困っています。少し使い込まないといけませんね。
† サイト内の作例
ニコンのAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR は8月中に発売される予定になっていましたが、「最終調整に時間を要している」ということで急遽発売が10月に延期になっていました。もう10月も中旬にさしかかっているのでそろそろ発売日が決定しないと・・・と思っていたのですが、やっと正式な発売日が 22 日と発表されました。
標準ズームはキットレンズのようなものを含めて1本も持っていないので、ちょっと気になっているんですよね。
ニコンが新しいレンズAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR とAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR を発表しました*1*2。
両方とも E タイプということで、今後のレンズは全部電子絞りの E タイプになるのかもしれません。24-70/F2.8E はこのクラス初の VR 搭載ということで、廉価なものを含めて標準レンズをまだ1本も持っていない僕としては多いに興味があります。200-500/F5.6E の方は80-400/F4.5-5.6 を持っている身としてはその性能が気になります。70-300 のような廉価望遠だということは分かるので、過度な期待はできませんが、500mm なのにお値段は約半分という感じですからね。。。。
ニコンが通称ゴーヨン、ロクヨンと呼ばれる超望遠単焦点の新型モデルAF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR*1 とAF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR*2 を発表しました。
「AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR」は従来製品の「AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR」よりも約20%(約790g)軽量化した約3,090g、「AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR」は従来製品の「AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR」よりも約25%(約1,250g)軽量化した約3,810gを実現しています。
ポイントは蛍石レンズによる軽量化と、VR の強化、フッ素コートのようですね。ゴーヨンの方の MTF の真っ平らさにちょっと驚きます・・・が、どちらも三桁万円なので、簡単に手が出る代物ではありません。分かってはいるんですが、一度は使ってみたいレンズです。
ニコンが新しいサンヨンAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR*1 を発表しました。
現行モデルはVR 未搭載の D タイプで買うのに躊躇がありましたが、新しいモデルは4.5段の VR と電磁絞りを採用した E タイプにっています。レンズ名のPF が気になりますが、これは位相フレネルの略のようです。ニコンのサイトを検索してみると 2004 年に CoolPix 用のテレコンに使われたことがある*2ようです。このときの解説によると「光の回折現象を利用したレンズ」と書かれているので、キヤノンの DO レンズと同じ仕組みのようです。大胆に軽量化されているので、これなら取り回しも楽そうです。
ニコン、大幅に小型軽量化した「300mm F4」を海外発表 - デジカメ Watch
現行の「Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED」に対して全長を30%短くしたほか、重量を従来の1.3kgから約755gに軽量化した。「Phase Fresnel optical technology」を用いることで小型軽量化を実現したという。
価格は $1,999.95 で、発売は2月の上旬のようです。微妙に手が届きそうなのが嫌ですね。。。。