ちょっと早起きして写真を取りに行こうとしたら、日暮里駅の4番線ホームの北端にゼロキロポストがあってびっくり。
帰ってきてから調べてみると、どうやらこれは常磐線のもののようです。常磐線は日暮里が終点になることがないのでうっかりしていましたが、路線的には日暮里~岩沼(宮城県)なんですよね。
品川で東京方面の山手線を待っていたら、ちょうど目の前に0と書かれたキロポストを発見してしまったので、電車が来る前にすかさずカメラをカバンから取り出して思わず激写。周りの人から見たらかなり変な人だったと思います。
帰ってきてから調べてみたら、これが山手線の起点のようです。よく考えたら山手線の品川~田端間は厳密には山手線ではなくて東海道線と東北線なので、ここが起点になるのはある意味当然なんですよね。
最後に立ち寄ったのは小樽市総合博物館。
第一印象としては SL とか国鉄の客車とかが一杯あって「妙に鉄道関連の展示が充実してるなぁ、鉄道博物館って言っても良いよなぁ、0キロポストとかもあるし・・・・」と思ったのですが、帰ってきて調べてみたらここは元々国鉄の北海道鉄道記念館だったものが、小樽交通記念館となり、それが小樽市総合博物館になったという変遷があったようです。
敷地は北海道における鉄道発祥の地、旧手宮線・手宮駅の構内を利用しているので、施設を JR が所有していないことを除けば、鉄道博物館といってもおかしくはないのかもしれません。車両の他にも機関庫や、転車台などの施設も充実しているので、鉄道好きには一日居ても見飽きないスポットだと思います。僕ももうちょっとゆっくりまわりたかったですね。
ちょっと運動しようと思ってずんずん進んでいたら、結局日本橋まで歩いてきてしまいました。
日本橋は東海道五十三次の起点として有名ですが、現在もちゃんと日本の国道の起点となっています。それを表すために日本橋の中心にはちょっと面白いものが埋まっています。それがこの日本国道路元標*1。
現物は本当に道のど真ん中にあるので、見に行くのはやめておいた方が無難です。安全に配慮して、橋の脇にはレプリカが置いてあるのでおとなしくこちらで確認しましょう。
今日の最後は北千住で伊勢崎線の起点標を回収。
伊勢崎線の始発駅は浅草ですが、1899(明治32)年のの開業区間が北千住~久喜間だった*1という名残です。この起点標があるのは知っていたのですが、いつもホーム端の千代田線乗り換え用地下道しか使わないので、ホームの中心部を歩いたことがなかったのでした。
何気なく電車を待っていたら、ホーム上に何かが立っていることに気づきました。
時間があったのでちょっと近づいてみたら・・・・どう見ても起点標(0キロポスト)でした。
旧新橋停車場のような遺構になってしまっている例を除けば、一般人が触ることができない位置にあるのが普通なので、これにはびっくり。
ちなみにこれはスカイツリーラインの東武動物公園駅の2番線ホームです。
帰ってきてから調べてみたら、これは東武日光線の起点標*1みたいですね。
新橋駅のそばに日本の鉄道発祥の地である旧新橋停車場があります。建物は現在は鉄道歴史展示室になっていますが、屋外には起点を表す0哩標識が建っていました。
鉄道歴史展示室は、旧新橋停車場駅舎の再現に合わせて開設された、訪れた方どなたにも気軽にご利用いただける無料の展示室です。日本の鉄道発祥地である汐留の歴史をご紹介するとともに、明治期に日本の近代化を牽引した鉄道の発展と影響を、様々な事物を通じてご覧いただけます。