今日の最初のスポットは冨士浅間神社。
世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」には25の構成資産があります*1が、この神社は昨年の浅間大社と同じく構成資産に含まれています。とはいえ、比較的小さな神社でしょうかね。場所は須走口の近くにあります。
夕方になって日も傾いて来ましたが、浅間大社にお参り。もう数日でお正月なので、この時期は参拝客も少なめで境内はひっそりしていますが、それとは対照的に参道では露天の準備が慌ただしく行われていました。
おみくじは末吉、学問は「目標の情報を集め全力を尽くせ」だったので、今書いているプロポーザルももうちょっと関連研究をさらっておいた方が良さそうです。タイミングが良かったのか、帰りにはうまく紅富士を捉えることができました。
千円札には逆さ富士の絵が描かれていますが、これが本栖湖からのものということで、千円札の富士山が見られるという場所に立ち寄って来ました。良く晴れていて富士山はよく見えましたが、逆さ富士の出現条件はかなり難しいようですね。
現在の千円札と、旧五千円札の裏面には、身延町の本栖湖畔から望む富士山の姿が描かれています。これは、ともに富士山写真家の故・岡田紅陽氏(1895年-1972年)が撮影した写真「湖畔の春」をモデルにデザインされたもの。本栖湖の湖面に映る美しい「逆さ富士」は、めったに見ることができないとても貴重な光景なのです。
Goolge から富士山の山頂までのストリートビューが公開*1されていました。
去年富士山に挑戦せずじまいだったので今年こそはと思っていたのですが、今年は世界遺産効果で大混雑のようですね。登山家の知人から夏休み中の特に週末はちょっと止めた方が良いよ言われてしまってちょっと残念に思っていたので、ちょっとこれでしばらくは我慢しようと思います。それにしても、世界遺産になったからといって急に登山を始める人って何なんでしょうね。しかも文化遺産ですし。。。。
Google Japan Blog: 日本一高いストリートビュー 公開します
Google では、バックパック型の機材「トレッカー」 1 台を利用し、全 3 日をかけて富士吉田ルートの 1 合目から山頂までを撮影しました。撮影スケジュールは、 7 月 2 日にお中道を含む 1 ~ 5 合目までを撮影。途中、悪天候によるスケジュール調整を挟み、 7 月 11 日~ 12 日の 2 日間で 5 合目から山頂、お鉢に加え、下山道を撮影しました。富士吉田ルートは、約 15 km (登り:7.5km/下り:7.6km)、で今回の富士山のストリートビューは、パノラマ写真 約 14,000 枚を使用しています。
ICOMOS の勧告が出たので、富士山の世界遺産登録がほぼ確実になったようです。
それとは対照的に鎌倉は不記載(最低の評価)となってしまったので、こちらは将来的にも世界遺産入りがかなり厳しくなってしまいました。
我が国の推薦資産に係る世界遺産委員会諮問機関による評価結果及び勧告について(PDF)
イコモスは,「武家の古都・鎌倉」(日本)について,「不記載(not be inscribed)」を勧告する。
三保松原を除き,評価基準(iii)及び(vi)の下三保松原を除き,評価基準(iii)及び(vi)の下に富士山を世界遺産一覧表に記載することを勧告する。
† 参考
富士山スカイライン*1で富士山5合目へ。ここは標高 2400m なので、2172mだった国道最高地点を抜いて、今年の標高最高記録を更新しました。
富士山の5つの登山口のなかで富士宮口は、5つの登山口の中で標高3,776mの剣ヶ峰まで最短距離でたどり着くことができ、 天候に恵まれれば、宝永山や南アルプス、伊豆半島や駿河湾を一望しながら登山することができます。
ここまで来るとまだあちこちに雪が残っていて、気温も10度を下回ってきます。登山シーズンにはまだ早すぎるので、ほとんど誰もいませんでした。道中、シカもあちこちに出現するので注意が必要そうです。
明るいうちに白糸の滝に行こうということで、富士宮へ。
天下の名瀑としてその名を轟かす白糸の滝。
この滝は、富士山の雪解け水が、上部の水を通す地層である新富士火山層と下部の水を通さない地層である古富士火山層の境の絶壁から湧き出しています。高さ20m・幅200mの湾曲した絶壁から、大小数百の滝が流れ落ちています。
その姿は白糸の名にふさわしく、幾筋もの絹糸をたらしているようです。優しく、女性的な美しさで、滝壺近くに立つと、三方が水のアーチとなって幻想的な世界を見せてくれます。
国の名勝及び天然記念物。(平成2年日本の滝百選に選定)
夕方なので周りの店も閉まり、ほとんど誰もいないのでひっそりとしていて、ゆっくりと滝を眺めることができました。
滝周辺の崖はあちこち崩れているようで、うまく写真が撮れそうなところは立ち入り禁止になっていたのは残念。
空が快晴になっていることに気づいたので、早めに富士花鳥園を後にして、富士山が撮影できるスポットを探しに出かけることに。地図でいろいろ調べたところ、某さんがバス釣りに良く出かけている西湖が気になったので、偵察がてら行ってみることにしました。
綺麗に富士山が見えています。先日の御坂峠とはうって変わって快晴。これも日頃の行いでしょうか。