昨日の大きな地震で実家は震度6弱に見舞われました。
幸いには人的な損害もなく、確認された物的な被害は、水がこぼれたとか花瓶が倒れたような軽微なものを除いて光・電話ケーブルの留め具が壊れたくらいでした。
新幹線への被害が大きいようなので、しばらく実家に帰るのは難しそうですね。
NTT 西日本が MS Teams からひかり電話を発着信できるサービスを開始していたのでメモ。
見落としていましたが、東日本は2021年4月*1からサービスが開始されていました。
新型コロナの関係で、オフィスが無人になっている場合には、こういう在宅勤務でも会社の電話が発着信できるサービスがあると便利かもしれません。
NTT西、Teamsを通じてPC/スマホから固定電話発着信が行なえるサービス - PC Watch
月額利用料は、1番号目が1,430円/番号、2番号目以降が1,100円/番号。通話時はひかり電話オフィスAの通話料金が発生するが、同一グループ内のひかり電話サービスへの通話は無料。また、5月31日までは初期工事費等の割引適用も行なう。
光回線の移設のヘルプに友人のオフィスに行ったら小型 ONU が NTT から届いていてびっくり。
小型 ONU は希望しないと入手できないと思っていたのですが、いつの間にか標準化されていたようです。
存在は知っていましたが、自分が扱うのは何気に初めてです。
† ネットに繋がらなかったのは・・・・
ちなみにネットが繋がらなかったのは小型 ONU を使わずに SFP+ コネクタに直接光ケーブルを挿していたからというオチでした。
NGN 網内折り返し VPN ができることが分かってから、ちょっとした VPN 網の構築にあちこちで便利に活用させてもらっているのですが、基本的には 23 区内同士、遠くても東京~埼玉くらいの接続(距離にすると数十m ~ 30km くらい)しか試したことがなかったのですが、ふと都内と実家のある宮城まで繋いでみたらどれくらい速度が出るのだろうと思い立ったので、IPSec で VPN を張ってファイル転送を試してみました。
† かなり使えそうな感触
設定については以前にもやっているので割愛します。
実験環境は、都内某所と宮城の実家間(2地点間は直線距離で 300km くらい)を結んだもの。東京側のフレッツはファミリー・ギガラインタイプ(上り下り最大 1Gbps)、宮城側はファミリー・ハイスピードタイプ(上り最大 100Mbps, 下り最大 200Mbps)。機器は東京側は RTX1210 と宮城側は RTX810 ですが、宮城側の回線がファミリー・ハイスピードなので機器よりも回線がボトルネックになりそうです。
画像は Windows のファイル共有で宮城→東京へのファイル転送をかけてみた例ですが、最大 100Mbps のところ、80Mbps (=10MB/s)くらい出ているので意外と健闘していますね。遅延も少ないですし、NGN IPv6 折り返し通信は距離が離れていてもかなり実用になりそうということは分かりました。
コロナで原則リモートワークしていると「事務所に人がいないときに電話がかかってきて困る」という相談を受けたので、Asterisk でシステムを組んでしまおうかと思ったのですが、改めて NTT の光電話のサービスメニューを確認してみたら 「着信お知らせメール」 という着信をメールで教えてくれるサービスがあるのを見つけました。月額 100 円なので、あれこれシステムを組むよりも安価で手っ取り早いですね。
試しに申し込んでみたところ、着信があるとこんな感じでメールが送られてくることが確認できました。
NTT 東日本が新型コロナウイルスによるトラフィックの変化について公表していたのでメモ。
これによると平日昼間で最大 33 %増加、土日は昼間で最大 9 %増加となっており、かなりの部分がオンライン会議等の導入が進んだためと思われます。
これについては海外でも 30% ~ 50% の増加*1になっているというニュースがあったので、増加量としては平均的な感じでしょうか。
現在のところ、NTT 的にはネットワーク全体の容量は十分に確保されており、すぐに逼迫するという感じではないみたいです。
新型コロナウイルス( COVID-19 )に対するNTT東日本の取り組み | 企業情報 | NTT東日本
- 4月6日週の東日本全域のトラフィック総量について、前週と比較し、平日の夜間帯ピークトラフィックは1%増加、土日では3%増加
- 新型コロナウィルス感染拡大による影響が出る前の2月25日(火)週と比較し、平日は、昼間帯(9時~17時)で最大33%増加、夜間帯ピークトラフィックで2%増加
- 同様に影響が出る前の2月29日(土)、3月1日(日)と比較し、土日は、昼間帯で最大9%増加、夜間帯ピークトラフィック2%増加 (イベントトラフィック等により一時的に伸びていると想定されるが、今後のトラヒック動向等を注視していく)
- これまでのピークトラフィック量を踏まえたネットワーク設計をしているため、現時点ではネットワーク全体の容量は十分に確保しています
休みだというのに NTT 東日本の業務委託先を名乗るフェローズという業者がケータイ宛に突然電話をかけてきました。
サポートサービスの登録をさせるように、料金の話もせずにしれっと話を進めようするので、料金聞くと月額 6,000 円で1ヶ月無料なので登録だけでもぜひというなかなか酷いサービスで、久しぶりイラッとくる電話でした。NTT 東の業務委託先は「フレッツ光等販売業務委託先会社一覧」にまとまっていて、この業者はいちおうリストに入っているようですが、このあたりの業者のひどさはあいかわらずと言ったところ。
ひとまず、以下にある勧誘停止登録受付窓口: 0120-849-994に電話すれば全般的に拒否はできるようなので、明日さっそく試してみましょうかね。
NTT東日本におきましては、弊社の提供するサービス(フレッツ光等)に関する勧誘の電話や訪問につきまして、お客さまから停止して欲しい旨のご依頼を頂いた場合、これまでも再勧誘停止登録を行ってきたところですが、この度、新たに再勧誘停止登録を受け付ける専用の窓口を開設することといたしました。
新規加入が2016 年に終了しているフレッツ ADSLが 2023 年に終了すると発表されました。
フレッツ光が提供されていないエリアではサービスが継続されるようですが、基本的には光回線に移行ということになりそうです。
「フレッツ・ADSL」、一部エリア除き2023年に提供終了 - ITmedia NEWS
NTT東日本と西日本は11月30日、FTTHサービス「フレッツ光」提供エリアで、ADSLサービス「フレッツ・ADSL」の提供を2023年1月31日に終了すると発表した。関連部品の製造が終了し、保守物品が枯渇。ユーザーも年々減少しているため。
僕が今使っているのは Softbank (旧Yahoo!BB) の ADSL ですが、同じくらいにこちらもサービス終了してしまうかもしれませんね。
† 参考
NGN網内折り返し VPN ができることが分かってから、これを使っていくつかの拠点を接続してみていたのですが、1拠点だけ接続が安定しない拠点があって困っていました。
症状としては接続してから数時間(4~5時間くらい?)経つと突然接続が切れて、ルータを再起動しないと接続できないというもの。ログを見ても原因と思しきものはなく、分かるのは keepalive がタイムアウトしているということだけ。問題となった構成は画像のような構成。この構成、光電話を契約していない回線の場合は問題がありませんが、光電話を契約していると問題が出る可能性が高い構成だというのを知らずにやってしまっていました。
NGN の IPv6 アドレスは Yamaha のページにもある*1とおり、光電話のあり・なしによってアドレスの配布の形式が異なります。前者はDHCPv6-PD ( Prefix Delegation; プレフィックス委譲)、後者はRA (Router Advertisement; ルータ広告)でアドレスが配布されます。この違いをきちんと理解していなかったのが致命的でした。
光電話がある場合には DHCPv6-PD の場合になりますが、通信は委譲を受けたルータにのみ降ってくるので、DHCPv6-PD 対応の機器が複数あると、委譲が他のルータに切り替わると接続が切れてしまうんですね。このパターンは先人が多くハマったらしく、回避方法もいろいろあるようなのですが、さらにハマりそうなので、大人しく RTX1210 を HGW の下に移動させました。
IPv6 も逃げ回っていないで、そろそろちゃんと勉強しないといけないですね。
† 参考
フレッツ光ネクスト (ひかり電話あり) 回線において、ひかり電話と自前の設備を IPoE IPv6 的な意味で仲良くさせる - diary.sorah
HGW ルータ部は通常のルータと同様の挙動を取る。つまり、DHCPv6-PD クライアントとして機能してしまう -- ONU から L2 レベルで直下にいるルータが DHCPv6-PD を喋って prefix 委譲を受けても、HGW ルータ部の気分次第で HGW ルータ部に prefix 委譲が移動して、取り合いが発生してしまう。DHCPv6-PD クライアント機能は無効化できそうになくて不便。
noBLOG: ネクストでIPv4 over IPv6 IPsec/IPIP VPNをYAMAHAのRTXで張ってみる。
HGWのLANに最初の/60が使われるので、RTXのLANにはそれと重複しないように+10か+20します。これを忘れると最初は通信できていても途中で通信が切れます。
NTT のフレッツ・光ネクストにはフレッツ・v6オプションという無料のオプションサービスがあり、これを使うと IPv6 アドレスによりフレッツ加入者間の通信を行うことができるようになります。
要はフレッツ網をイントラネットのように使うことができるようになるわけですが、問題になるのはこの IPv6 アドレスが DHCPv6 割り当てであるということ。半固定のようですが、工事等によって変更されることがあるんですね。この問題を解決するためにソフトイーサが OPEN IPv6 ダイナミック DNS for フレッツ・光ネクストという DDNS サービスをやっているので、今回はこれを使って VPN を張ってみました。
サービス概要・使い方 - OPEN IPv6 ダイナミック DNS for フレッツ・光ネクスト
フレッツを利用した、IPsec、Ether IP、L2TPv3 などを用いた拠点間 VPN の構築。
従来は、これらの VPN 機器を設置する際、フレッツ網内のエンドユーザー回線の IPv6 アドレスが突然変化する可能性があり、VPN 機器を安定設置できませんでした。
本サービスを利用すれば、VPN を構築する際に、対向側機器の IPv6 アドレスを指定する代わりに、本サービスにおける DDNS ホスト名を指定でき、IPv6 アドレスの変更時にも対応できます。
今回、対向で使ったルータは Yamaha のRTX1200 とRTX810。フレッツ網内なので IPIP でもいいかなと思いましたが、さすがにちょっと認証がないのはまずいだろうということで、IPSec にしました。設定については以下を参考にすればわかりやすいと思います。
基本的には上段の資料だけで大丈夫なのですが、この設定は「ひかり電話を契約していない場合(RAプロキシ)」の場合なので、回線でひかり電話を契約している場合には下段の資料の「ひかり電話を契約していない場合(DHCPv6-PD)」のところをよく読んで IPv6 の取得方法と経路設定方法の微妙に違うところを修正してやる必要があります。